ついにというか、やっとというか、内閣支持率の低迷とともに、
自民党の支持率も低下、最新の新聞系の世論調査では、
複数の調査で、自民党支持率が民主党の支持率を下回った。
思い起こせば、歴代の内閣の中で何かにつけ
ここまで他人事に見える内閣も珍しいだろう。
個人的には福田総理は勿論、町村官房長官もいい人だと思う。
ただ、それが災いして、とにかく発言が軽い。
小泉さんのときは、偏屈小泉と温厚福田の組み合わせが功を奏し、
お互いが中和し合っていたと思うが、細田氏はまだしも、
安倍晋三-塩崎恭久の組み合わせは良くも悪くも
庶民感覚からかけ離れた、エリートお坊ちゃま。
そして、福田康夫-町村信孝の組み合わせは、
経験豊か温厚だろうが、いい人すぎて重みがない。
お二方とも毎回の他人事発言にはびっくりすることが多いのだが、
山口補選の前の後期高齢者医療制度の説明での
官房長官と厚労大臣の温度差はひどかった。
官房長官は制度施行前に「7、8割の方の保険料が下がる」と明言した。
「一部自治体などで国民健康保険に補助のあるところでは上がるかもしれない」
と言う言い訳は付いていたかな。
ところが今まで負担のなかった人も負担することもになったし、
どうも実際には負担の増える人が多いということを記者に追及された厚労大臣は、
「そんなのは一人一人の保険料がどうなったか調べてみないと分らない」
と言い放ったのだ。
今回のガソリン暫定税率の話にしても、とにかく歳入欠損ばかりを話題にし、
我々から見れば不正支出、天下りへの垂れ流しとしか思えないことには、
政府主導でメスを入れると言う感じが全くせず、
官僚の自主規制に任せっきりの感がしてならない。
挙句、民主党の言うように、総理が口では一般財源化と言いながら、
道路特定財源を10年間維持する法律を再可決する勢いだし、
自民党議員の中には、一般財源化なんか関係ないという発言も多い。
閣議決定してはと言う意見すら、そんなの関係ないと言う人もいる。
私は目的税は原則反対の立場で、
とにかく当初は崇高な目的で設定されたとしても、
何年か経って当初目的が達成された後でも、
手を変え品を変え、既得権を断固死守することになるからだ。
道路特定財源も田中角栄が元凶のように言われることもあるが、
当時の国土と道路の状況を見れば、理にかなっていたとも思える。
ただ、そのあと土建国家になりさがり、
土地ころがし長者などを産んだことは間違いないし、
時を経て、数々の天下りの温床となり、
利権と集票のシステムになっていったことは間違いない。
しかも今まで一般の目に触れることの少なかった、
あるいは関心の低かった税の使途について、
今回の暫定税率騒動で、多くる人の目にさらされることとなり、
数多くの無駄遣いが明らかになった。
国民の目が明らかに歳出へと向かっているときに、
歳入欠損にばかり言及しても説得力はない。
早急なる解散総選挙を望むばかりだ。
自民党の支持率も低下、最新の新聞系の世論調査では、
複数の調査で、自民党支持率が民主党の支持率を下回った。
思い起こせば、歴代の内閣の中で何かにつけ
ここまで他人事に見える内閣も珍しいだろう。
個人的には福田総理は勿論、町村官房長官もいい人だと思う。
ただ、それが災いして、とにかく発言が軽い。
小泉さんのときは、偏屈小泉と温厚福田の組み合わせが功を奏し、
お互いが中和し合っていたと思うが、細田氏はまだしも、
安倍晋三-塩崎恭久の組み合わせは良くも悪くも
庶民感覚からかけ離れた、エリートお坊ちゃま。
そして、福田康夫-町村信孝の組み合わせは、
経験豊か温厚だろうが、いい人すぎて重みがない。
お二方とも毎回の他人事発言にはびっくりすることが多いのだが、
山口補選の前の後期高齢者医療制度の説明での
官房長官と厚労大臣の温度差はひどかった。
官房長官は制度施行前に「7、8割の方の保険料が下がる」と明言した。
「一部自治体などで国民健康保険に補助のあるところでは上がるかもしれない」
と言う言い訳は付いていたかな。
ところが今まで負担のなかった人も負担することもになったし、
どうも実際には負担の増える人が多いということを記者に追及された厚労大臣は、
「そんなのは一人一人の保険料がどうなったか調べてみないと分らない」
と言い放ったのだ。
今回のガソリン暫定税率の話にしても、とにかく歳入欠損ばかりを話題にし、
我々から見れば不正支出、天下りへの垂れ流しとしか思えないことには、
政府主導でメスを入れると言う感じが全くせず、
官僚の自主規制に任せっきりの感がしてならない。
挙句、民主党の言うように、総理が口では一般財源化と言いながら、
道路特定財源を10年間維持する法律を再可決する勢いだし、
自民党議員の中には、一般財源化なんか関係ないという発言も多い。
閣議決定してはと言う意見すら、そんなの関係ないと言う人もいる。
私は目的税は原則反対の立場で、
とにかく当初は崇高な目的で設定されたとしても、
何年か経って当初目的が達成された後でも、
手を変え品を変え、既得権を断固死守することになるからだ。
道路特定財源も田中角栄が元凶のように言われることもあるが、
当時の国土と道路の状況を見れば、理にかなっていたとも思える。
ただ、そのあと土建国家になりさがり、
土地ころがし長者などを産んだことは間違いないし、
時を経て、数々の天下りの温床となり、
利権と集票のシステムになっていったことは間違いない。
しかも今まで一般の目に触れることの少なかった、
あるいは関心の低かった税の使途について、
今回の暫定税率騒動で、多くる人の目にさらされることとなり、
数多くの無駄遣いが明らかになった。
国民の目が明らかに歳出へと向かっているときに、
歳入欠損にばかり言及しても説得力はない。
早急なる解散総選挙を望むばかりだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます