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2014/7/27、109シネマズ木場。
スクリーン2はIMAXシアター。
良い席はすべて満杯でH列を選択した。
結構な入りで、年配の客の比率が高いように思えた。
**
渡辺謙、アーロン・ジョンソン、ブライアン・クランストン、エリザベス・オルセン
*
1950年代の核実験の様子が映し出される。
そしてその中を悠然と進む巨大な物体。
*
1999年。
MONARCH(モナーク)の芹沢猪四郎博士(渡辺謙)と
助手のグラハム博士(サリー・ホーキンス)は、
フィリピンの炭鉱の陥没現場に調査に訪れた。
陥没の底には巨大生物の骨格と巨大な繭のようなものがあった。
但し、その一つは既に孵っており空だった。
続いての舞台は日本。
雀路羅(じゃんじら)の原子力発電所では、ジョー・ブロディ(ブライアン・クランストン)が
何日か前から異常振動を検知、会議で説明している途中に地震が発生、
妻で技師のサンドラ(ジュリエット・ビノーシェ)は退避が間に合わず死ぬ。
*
15年後、ジョーの息子のフォード・ブロディ(アーロン・ジョンソン)は軍人となり、
妻のエル(エリザベス・オルセン)と息子のサム(カーソン・ボルド)と、
過ごしているところに父ジョーが日本で逮捕されたとの連絡が入る。
フォードは日本に飛び、警察にジョーを引き取りに行く。
ジョーは未だに地震と異常振動の謎を追っている。
そしてまた最近15年前と同じ振動が観測されていると言う。
フォードはジョーと立入禁止区域内に入り、逮捕される。
施設を管理していた芹沢博士は現在の振動が15年前の事件に関連があることを知るが、
時すでに遅く、管理していた繭は破れて「クローバーフィールド」の怪獣のような巨大生物が現れる。
生物は大暴れし、ジョーは重傷を負う。
芹沢博士はジョーを協力者として指名するが、ジョーはほどなく死ぬ。
巨大生物はMUTOと呼ばれ、太平洋をハワイ方面に向かう。
ウィリアム・ステンツ提督(デビッド・ストラザーン)は艦隊を率いてハワイへ向かう。
ほぼ同時にハワイへ向かう別の巨大生物、ゴジラを発見、艦隊はゴジラを囲むように進む。
MUTOは何らかの音響信号を発信しており、ゴジラと通信しているとの疑念がわいた。
果たしてMUTOの目的は、ゴジラは本当にMUTOと通信しているのだろうか。
ゴジラの目的は、そして人類はこの巨大な「怪獣」相手に勝利することができるのか。
やがて舞台はハワイ、そしてサンフランシスコへと進んでいく。
**
放射能を食べるとか放射熱線を吐くとかは元々非物理科学的事象なので突っ込みませんが、
芹沢博士(渡辺謙)にしろ、ブロディ博士(ブライアン・クランストン)にしろ、
科学者は行動力がなく無能だったが、軍もそれに輪をかけて無能だった。
核爆弾のマッチポンプぶりはまさにその典型で、結局役立たずだしね。
攻撃の際の陣形もわざわざ一発でやられるような形だし、強敵に対する洞察力がないというか、
結局核爆弾に頼んのかよってところが情けないと言うのかどうか。
ゴジラの造形は首が太いだのどうのこうのとの意見もあるようだが、オリジナルをかなり踏襲。
東宝からもかなり注文がついたようだ。
この点は1998年版の「GODZILLA」への批判と反省があったようだし、
製作陣もオリジナル(日本版)のゴジラへの思い入れとリスペクトが強かったらしい。
尚、ゴジラは着ぐるみではなく、モーションキャプチャーで合成されており、
演者はすっかりモーションキャプチャー俳優と化したアンディ・サーキスとなっている。
*
核爆弾を列車に乗せて移送していた時と、MUTOの卵から外した時では
その部位が異なっているとはいえ、数名の兵が手で持って運べる程度の重さかは疑問。
確かに核弾頭だけであれば100kg以下のものもあるようだし、
スーツケース核爆弾なるものの存在はするようだが、映画のサイズのものが
数人で運べるとは思えない。
メガトン級爆弾だと言っているのにモーターボートで行ける程度の範囲で良いのかも疑問。
とはいえ、1メガトンで20km離れれば、直接被害(爆風、熱線とも)はないらしいから
(俄かには信じがたいが、数値はWikiを参考にした)まあ、いいとして、
あのボートで5分で20kmは行けんでしょ。
5分で20kmと言えば時速240km。
世の中にはこれくらいのスピードが出るパワーボートも実在するが、あの船では無理。
仮にフルスピードで40kt(40ノット=約75km/時=駆逐艦並み)出たとしても、
(そこまで出るとは思えないし、映画ではフルスピードで疾走してなかったが)
5分だと6kmしか行けない。
爆破が阻止できなかった場合、サンフランシスコは火の海になる。
ゴジラやMUTOについてはかなり綿密な設定がされていたと思うが、
こういうところにも気配りを。
*
どうやら続編があるらしい。
スクリーン2はIMAXシアター。
良い席はすべて満杯でH列を選択した。
結構な入りで、年配の客の比率が高いように思えた。
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渡辺謙、アーロン・ジョンソン、ブライアン・クランストン、エリザベス・オルセン
*
1950年代の核実験の様子が映し出される。
そしてその中を悠然と進む巨大な物体。
*
1999年。
MONARCH(モナーク)の芹沢猪四郎博士(渡辺謙)と
助手のグラハム博士(サリー・ホーキンス)は、
フィリピンの炭鉱の陥没現場に調査に訪れた。
陥没の底には巨大生物の骨格と巨大な繭のようなものがあった。
但し、その一つは既に孵っており空だった。
続いての舞台は日本。
雀路羅(じゃんじら)の原子力発電所では、ジョー・ブロディ(ブライアン・クランストン)が
何日か前から異常振動を検知、会議で説明している途中に地震が発生、
妻で技師のサンドラ(ジュリエット・ビノーシェ)は退避が間に合わず死ぬ。
*
15年後、ジョーの息子のフォード・ブロディ(アーロン・ジョンソン)は軍人となり、
妻のエル(エリザベス・オルセン)と息子のサム(カーソン・ボルド)と、
過ごしているところに父ジョーが日本で逮捕されたとの連絡が入る。
フォードは日本に飛び、警察にジョーを引き取りに行く。
ジョーは未だに地震と異常振動の謎を追っている。
そしてまた最近15年前と同じ振動が観測されていると言う。
フォードはジョーと立入禁止区域内に入り、逮捕される。
施設を管理していた芹沢博士は現在の振動が15年前の事件に関連があることを知るが、
時すでに遅く、管理していた繭は破れて「クローバーフィールド」の怪獣のような巨大生物が現れる。
生物は大暴れし、ジョーは重傷を負う。
芹沢博士はジョーを協力者として指名するが、ジョーはほどなく死ぬ。
巨大生物はMUTOと呼ばれ、太平洋をハワイ方面に向かう。
ウィリアム・ステンツ提督(デビッド・ストラザーン)は艦隊を率いてハワイへ向かう。
ほぼ同時にハワイへ向かう別の巨大生物、ゴジラを発見、艦隊はゴジラを囲むように進む。
MUTOは何らかの音響信号を発信しており、ゴジラと通信しているとの疑念がわいた。
果たしてMUTOの目的は、ゴジラは本当にMUTOと通信しているのだろうか。
ゴジラの目的は、そして人類はこの巨大な「怪獣」相手に勝利することができるのか。
やがて舞台はハワイ、そしてサンフランシスコへと進んでいく。
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放射能を食べるとか放射熱線を吐くとかは元々非物理科学的事象なので突っ込みませんが、
芹沢博士(渡辺謙)にしろ、ブロディ博士(ブライアン・クランストン)にしろ、
科学者は行動力がなく無能だったが、軍もそれに輪をかけて無能だった。
核爆弾のマッチポンプぶりはまさにその典型で、結局役立たずだしね。
攻撃の際の陣形もわざわざ一発でやられるような形だし、強敵に対する洞察力がないというか、
結局核爆弾に頼んのかよってところが情けないと言うのかどうか。
ゴジラの造形は首が太いだのどうのこうのとの意見もあるようだが、オリジナルをかなり踏襲。
東宝からもかなり注文がついたようだ。
この点は1998年版の「GODZILLA」への批判と反省があったようだし、
製作陣もオリジナル(日本版)のゴジラへの思い入れとリスペクトが強かったらしい。
尚、ゴジラは着ぐるみではなく、モーションキャプチャーで合成されており、
演者はすっかりモーションキャプチャー俳優と化したアンディ・サーキスとなっている。
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核爆弾を列車に乗せて移送していた時と、MUTOの卵から外した時では
その部位が異なっているとはいえ、数名の兵が手で持って運べる程度の重さかは疑問。
確かに核弾頭だけであれば100kg以下のものもあるようだし、
スーツケース核爆弾なるものの存在はするようだが、映画のサイズのものが
数人で運べるとは思えない。
メガトン級爆弾だと言っているのにモーターボートで行ける程度の範囲で良いのかも疑問。
とはいえ、1メガトンで20km離れれば、直接被害(爆風、熱線とも)はないらしいから
(俄かには信じがたいが、数値はWikiを参考にした)まあ、いいとして、
あのボートで5分で20kmは行けんでしょ。
5分で20kmと言えば時速240km。
世の中にはこれくらいのスピードが出るパワーボートも実在するが、あの船では無理。
仮にフルスピードで40kt(40ノット=約75km/時=駆逐艦並み)出たとしても、
(そこまで出るとは思えないし、映画ではフルスピードで疾走してなかったが)
5分だと6kmしか行けない。
爆破が阻止できなかった場合、サンフランシスコは火の海になる。
ゴジラやMUTOについてはかなり綿密な設定がされていたと思うが、
こういうところにも気配りを。
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どうやら続編があるらしい。
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