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映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」@ユナイテッドシネマ豊洲(2023/12/8)

2023-12-09 11:54:02 | 映画感想
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」
2023/12/8 ユナイテッドシネマ豊洲、10番スクリーン。
10番は最大のキャパで最大のスクリーンサイズ。

公開初日は吹き替え版と字幕版が同じ10番スクリーンで交互に上映される。
明日、土曜日も10番は同作が占めるが、最初の2回が吹き替え、続く3回が字幕版となっている。

午前中から上映される吹き替え版にするか、午後一の字幕版を選ぶか迷ったが、字幕版を選んだ。
吹き替えではなく、ティモシー・シャラメの声、歌が聞きたかった。
劇中やエンディングの歌はティモシー・シャラメ本人が歌っている。



ティモシー・シャラメ、ケイラ・レーン、サリー・ホーキンス、ヒュー・グラント、ローワン・アトキンソン。



ウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)はショコラティエで魔法使いの発明家。
亡き母(サリー・ホーキンス)との約束を果たすべく単身、チョコで有名な町に乗り込んできた。
しかし、何かと金のかかる街。
夢を持つことさえ罰金の対象となり無一文に。

紹介されたランドリー兼業の宿は格安だったが、裏があった。
翌日広場で売った「空飛ぶチョコ(ホバー・チョコ)」は大人気だったが、違法とされ、売り上げも没収。
意気消沈して帰ると強欲宿泊契約の罠にはまり、借金地獄で洗濯に追われる。
実はウォンカは字が読めず、契約の詳細をわかっていなかったのが原因だった。
他にも会計士、物まね芸人、無口な女性、若いが聡明な女の子(ケイラ・レーン)も似たような契約の罠で働かされていた。
彼らは字が読めないのではなく、契約をよく読まずにサインしていたのだが。

何とか一計を案じ、チョコレートを売ろうとするウォンカだが、大手チョコレート店3店が結託して
ウォンカを亡き者にしようと画策を練ってくる。
3店はカルテルを結び、チョコを薄めて高値で売り、余分を秘蔵し、賄賂に使って警察や
教会の司祭(ローワン・アトキンソン)を良いように操っていた。
そこへ安くてうまいウォンカのチョコが現れたものだから、何とかつぶそうとしたのだ。

果たしてウォンカはチョコを売り、店を開き、借金を返すことができるだろうか。



「チャーリーとチョコレート工場」のウィリー・ウォンカの前日譚。
前作ではすでに超有名となったウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)の工場に招待された5人の中の一人、
チャーリー・バケット(フレディ・ハイモア)が試練を乗り越えてウォンカの跡継ぎになるのだが、
拾った金であろうことかチョコを買ってゴールデン・チケットを当て、一人ぼっちのウォンカに取り入って
挙句の果てに、工場の跡継ぎになってしまうというとんでもない倫理観と強運の持ち主。

一方、今作のウィリー・ウォンカは、素直で夢にあふれ、最愛の母を亡くしてもなお母との約束を果たし、
再会を願うような無垢な少年。
そんなウォンカにひかれて協力する仲間と、欲に目がくらみ、ウォンカを潰そうとする大人たちの物語だが、
ミュージカル・コメディ風に仕上げたおかけで、ビターな中にも甘ーい夢のある展開となっておりました。

ウンパルンバも登場するのだが、キャストがなんとヒュー・グラント。
「オペレーション・フォーチュン」の時と言い、終わっても気づかなかった。
実のところ、ヒュー・グラント主演作はあまり見ていないが、若いころに比べ顔つきも体つきもかなり変わった。
(本作では体は加工されているが・・・)



出口で一人1枚、板チョコをいただきました。

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