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全米週末興行ベスト10  2014/11/21-11/23

2014-11-28 17:15:42 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。

今週はハンガーゲームの第3弾「ハンガー・ゲーム3:Part1」がダントツ初登場で、
全興収の60%以上を稼いだ。

***

1. The Hunger Games: Mockingjay - Part 1
2. Big Hero 6
3. Interstellar
4. Dumb and Dumber To
5. Gone Girl

6. Beyond the Lights
7. St. Vincent
8. Fury
9. Birdman
10. The Theory of Everything

**

11. Nightcrawler
12. Ouija  

***

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。



1.The Hunger Games: Mockingjay - Part 1 (★)

初登場1位。
製作費にほぼ見合う1億2180万ドル。

その後も順調に数字を伸ばし、6日間で1億5千万ドルを突破。
海外分もほぼ同額で全世界合計3億ドル突破している

ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リーアム・ヘムズワース、
ドナルド・サザーランド、スタンリー・トゥッチー、ウッディ・ハレルソンなど、連投。

モッキングジェイは架空の鳥。小説ではマネシカケスと訳している。

mocking=物まねをする、Jay=カケスと言うことのようだが、
原作では人為的に作られたオシャベリカケスとマネシツグミが自然交配して
できた新種とのことで、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が
付けているブローチに象られた鳥がマネシカケスそのものである。

カドカワ配給で2015/6公開予定だが邦題は未定。

なお、「1」は全米公開の半年後、「2」は1か月後に日本公開となっている。

全米興収は、1、2作とも4億ドル突破しているのに対し、
日本での興収はドルベースで1作目が500万ドル、2作目は170万ドルと激減。

全米外の興収合計は1作目が2億8千万ドル、2作目が4億4千万ドルだから
日本での不人気ぶりは突出。

Part2は2015/11/20全米公開予定。



2.Big Hero 6 (★★★)

2位キープ。
4割減って2010万ドル。累計は1億3570万ドル。

ディズニー・アニメ。
タダシがヒロに残したケアロボット「ベイマックス」

今年はPIXARの映画の公開がないので、ディズニーアニメはこれだけ。

「ベイマックス」2014/12/20公開(Disney)

余談だが、PIXARは「グッド・ダイナソー」の公開が延期されたため、
来年以降の公開スケジュールが大幅に変更されている。



3.Interstellar (★★★)

3位キープ。
半分近くまで減って1530万ドル。累計1億2090万ドル。

クリストファー・ノーラン監督。
マシュー・マコノヒー、アン・ハザウェイ、マイケル・ケイン、ジェシカ・チャステイン。
荒廃した地球を後に新天地を求めて宇宙に。

「インターステラー」2014/11/22(WB)



4.Dumb and Dumber To (×)

1位から4位にダウン。
6割減って1400万ドル。累計5770万ドル。

ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズ。
1994年の「Dumb & Dumber」の続編、おバカコメディ。
ジム・キャリーもコメディも好きだが、この乗りはちょっと合わないかも。

日本公開未定。

ちなみに前作はGAGA配給で1995年に公開され、1996年に東宝からVHS発売、
2006年にはGAGAからDVD、2010年にWBからDVDが発売されている。
字幕や編集が各バージョンで違うらしい。



5.Gone Girl (★★)

5位キープ。
興収は4割減って280万ドル。累計1億5680万ドル。

ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、タイラー・ペリー。
突然失踪した妻。必死で妻を探すも殺害を疑われる夫。

「ゴーン・ガール」2014/12/12(20thFOX)



6.Beyond the Lights (×)

4位から6位にダウン。
6割近く減って260万ドル。累計1010万ドル。

ググ・バーサ・ロウ、ネイト・パーカー。

プレッシャーに押しつぶされるスーパースター、ノニ。
それを救ったのは若い警官カズだった。
ネイト・パーカーは「フライト・ゲーム」の黒人プログラマー。

日本公開未定。



7.St. Vincent (★)

6位から7位にダウン。
興収は4割減って220万ドル、累計3650万ドル。

ビル・マーレー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ。
隣に越してきたおばさん一家との軋轢を描くコメディ。

邦題未定、日本公開は来年秋らしい(キノ・フィルムズ)



8.Fury(★★★)

7位から8位にダウン。
半減の190万ドル。累計7910万ドル。

ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、マイケル・ペーニャ、
ローガン・ラーマン、ジョン・バーンサル。
第2次大戦末期、ヨーロッパ戦線で戦車フューリーに乗った5人の戦い。

「フューリー」2014/11/28(カドカワ)



9.Birdman (★)

10位から9位にアップ。
1/4減って180万ドル。累計1440万ドル。

マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーン。
かつてスーパーヒーロー「バードマン」で一世を風靡した
映画俳優リーガン(マイケル・キートン)舞台で起死回生をもくろむが。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」2015/春(20thFOX)



10.The Theory of Everything (★★)

興収倍増で、17位から10位にランクイン。
150万ドル、累計280万ドル。

イギリス映画。
エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ。
おそらく知らない人はほとんどいない車いすの天才物理学者、
スティーブン・ホーキンス博士の物語。
大学院生の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、
徐々に悪化、ついには車いすの人となる。
その過程において周辺の支えにより、画期的な理論を発表していく。
本家イギリスでは、来年の元日に公開予定。

日本では東宝東和の配給で邦題/公開時期は未定。

**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品

11.Nightcrawler (★★)

9位から11位にダウン。
6割減って120万ドル。累計2710万ドル。

ジェイク・ギレンホール。
求職中のルイス(ジェイク・ギレンホール)たまたま見たビデオジャーナリストに触発され、
ビデオカメラを持って事件を追う。
良い場面を撮ることに熱心になるあまり、現場に手を付けたり、警察を出し抜こうとしたり。
そしてついには自分自身が疑われることに。

日本公開未定。



12.Ouija (×)

8位から12位にダウン。
1/3まで減って百万ドルを切り97万ドル。累計4950万ドル。

アメリカ版コックリさん的ホラー。

日本公開未定

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