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BD鑑賞「インフォーマント」

2012-01-13 22:24:39 | 映画感想
このところ、DVD/BDが安くなってきた。

最初にDVD/BD化されたものはそこそこの値段がするが、
時間が経つと廉価版が出るものが多い。

更には、希望小売価格関係なくセールス品というか、お買い得品が出たりする。

このBDもアマゾンのBD2枚3千円で買ったものだ。

ところで、人気作がDVDになり、BDになり、廉価版も作られ、
こういったセールス対象になるのはある程度分かるが、
そんなに人気作でも話題作でも無くビッグネームの出世作ともいえないと
思える作品がいまだにリストに上がってくるのはなぜなんだろう。

具体的には、例えば「ソード・フィッシュ」や「赤ちゃん泥棒」など。
前者は、ジョン・トラボルタ、ハル・ベリーにヒュー・ジャックマンなどが
出ているけどちょっとどうかなって感じだし、
後者はコーエン兄弟の作で若かりしニコラス・ケイジが出ているけど、
そんなにすごい映画とは思えません。

ちなみに両方ともDVDを持っています。

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マット・デイモン、スコット・バクラ、メラニー・リンスキー。

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1990年代初頭、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)社
のリジン製造工場では、発酵菌がウィルスに感染し、
製品の製造に支障をきたしていた。

製造部門の長であるマーク・ウィテカー(マット・デイモン)は、
業績が上がらないことについて、社長(副会長?)の
ミック・アンドレアス(トム・パパ)から叱責を受けていた。

そんなある日、マークに味の素の幹部から1本の電話が入る。
それは、ADM社の現状を知っており、スパイの存在を示唆、
1千万ドル払えばADM社内にいる「スパイ」の名前と、
ウィルスに耐性のある発酵菌を送ってよこす、というものだった。

ミックは、マークに味の素との交渉を秘密裏に行うよう指示するとともに、
FBIに脅迫されていることを通告する。

FBIのブライアン・シェパード(スコット・バクラ)と
ボブ・ハーンドン(ジョエル・マクヘイル)が、担当になり、
証拠をつかむため、マークの家の電話に盗聴器(録音機)を仕掛けることに。

ブライアンがマークの家に来て盗聴器を仕掛けて帰るとき、
マークは妻のジンジャー(メラニー・リンスキー)に急かされて秘密を語りだす。

それは、ADM社が世界の主要メーカーと
リジンの価格カルテルを結んでいるというものだった。

FBIは色めき立ち、マークに価格カルテルの証拠をつかむよう指示する。

マークはADM社に内密にFBIの捜査に協力することになるが、
この後FBIはマークにとことん振り回されることになる。

そして事件も大詰めを迎えたころ、マークはFBIに驚愕の真実を明かす。

**

監督はスティーブン・ソダーバーグ。

マット・デイモンとは「オーシャンズ11、12、13」「コンテイジョン」など。
2013公開予定の「リベラーチェ」でもタグを組む。

マット・デイモン扮するマーク・ウィテカーが見た目はまじめながら、
実体は薄っぺらでものすごくいい加減な男なので、
感情移入はもちろん、同情もできない。

何なんだこいつ、みたいな感じでした。



ADM、味の素はもちろん実在。
実際にリジンの国際価格カルテルはあって、FBIに摘発されている。



日本企業の幹部役として、神田 瀧夢(ろむ)が出演している。

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