段ボール家具、第３弾、幼児用２段椅子、まずは試作

前回、第１弾として幼児用いすを作った。
これはサイズ、強度とも申し分なかった。

第２弾は幼児用机。第１弾の椅子とちょうどペアになるようなサイズ。
これは概ね設計通りの出来だったが、強度的に難あり。
また、段ボールの厚みを考慮に入れていない点で設計ミス。
強度の問題も半分は段ボールの厚みを考慮していないことが要因。

そして第３弾。
今度は食卓として使っている少し低めのテーブルにちょうど合う２段椅子を作ろうと考えた。
イメージ図


今度は段ボールの厚みも考えるべきだなとか思いつつ、図面を書く。


座面の下は補強を考えて見えない縦板を入れてあるが・・・・・。
うーん、切り抜きと組み立ては面倒そうだ。

こりゃモデルというか模型を作って、どうなるか見なくては。
Ａ４サイズのままだと１／１０になるのでちょっと小さすぎる。１／５にしよう。

図を描き直すのは面倒なので、縦横２倍にして印刷。
模型は段ボールではなく厚紙。厚紙に貼って切り抜いていく。


こんな感じで、


全部切り抜く。


次に組み立てていく。前回もそうだったが差し込み用のはみだしが四角だとやりにくい。
少しテーパーを付けて台形にする。


この後の組み上げが面倒だった。
途中経過の写真を撮り忘れるほど。

差し込みの切込みをちゃんとやらなかったので、少しいびつ。
ともかくできあがった。


差し込みは、側板の片側に１１カ所。背板に１カ所。見えない部分の縦板に１カ所。
合計は１１×２＋１＋１＝２４か所。

本物を作る際は差込口の位置と幅を正確に切り抜く必要がありそうだ。
また、不要な切込みもあった。（図面修正済み）