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プリントゴッコの終焉

2008-06-01 00:28:06 | 趣味
「プリントゴッコ」6月で販売終了、パソコンなどの普及で(読売新聞) - goo ニュース

懐かしいですよね。

カメラにストロボが普及したせいで、
一時潰れかけたフラッシュバルブの業界が、
プリントゴッコのおかげで持ち直したくらい普及しました。

でも最初はうまく焼き付けできなくてね。
特に重ね刷りはずれて、合わせるのが難しかった。
1枚の版の多色刷りは色がにじむし。

そのうち感熱プリンタで製版できるようになって劇的にきれいになった。
ワープロで原稿を作って、製版して、プリントゴッコで印刷したものです。

重ね刷り用のガイドがついた物が出たりして、結構使いました。

本体も3台くらい買った気がしますね。

そのうちパソコンで印刷するようになって使わなくなり、
まだプリントゴッコを使っている人にあげた気もします。

それとも感熱製版で本体が要らなくなってあげたんだっけ。
いずれにしても、もう10年以上前です。

緻密さとか美しさ、作成の容易さから言ってもPCが上だから、
ある意味しょうがないでしょう。

でも、プリントゴッコの方が優れている点もあります。
それは、布用のプリント。

パソコンでもできる?
ええ、できます。
でも、パソコン用のTシャツプリント用紙は
印刷したシールを熱で布に張り付けるようなもの。

色のついたところだけが布に乗るわけではなく、
用紙の全体が布に張り付きます。
洗濯すると用紙が割れてボロボロ落ちてきます。

色がはげると言うより紙がはげるのが欠点です。

それに用紙が張り付いてその部分が通気が悪くなるので、
A4をTシャツの背中に貼ると暑くて着てられません。

一方のプリントゴッコはスクリーン印刷です。
色のところだけインクが乗ります。
業務用と原理的には同じはずです。
枠やスクリーンの素材は違うでしょうけど。

製版がやはりピカッなので難しいかもしれませんが、
耐久性もあるはずで、同好会とかグループでTシャツを作るなんてのなら
お手軽かもしれなかったけど、もうそれもおしまいですね。

(ただし、他にもスクリーン印刷のキットは市販されている)
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