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3Dめがね

2009-09-09 22:26:18 | 映画関連
ユナイテッドシネマ豊洲で3D映画を初体験。

映画は「くもりときどきミートボール」で、その感想は別掲するが、
RealD-3Dと言う方式だった。

3Dシネマには、RealDのほかにXpanD、Dolbyの方式があるようだ。

2007年ころの記事を読むと、
RealDとDolby3Dの争いのように書いてあるが、
109シネマズではXpanD、ユナイテッドシネマではRealD、
TOHOシネマズではXpanD、ワーナー・マイカルではRealD
となっていて、本当はあるんだろうけど、Dolby方式は見つからない。

*追記*
DolbyのHPによれば、東京都内は3か所。
T・ジョイ大泉
新宿バルト9
HUMAXシネマズ池袋
となっている。
****

上映機材やスクリーンなどにも違いが有るようだが、
観客にとって最も気になるのは「3Dめがね」

RealDでは使い捨ての3Dめがねなので、持って帰ることができる。
軽いので、かけていても気にならない。

偏光めがねだが、単純な90度ずれた直線偏光ではなく円偏光らしい。
そのため、顔を斜めにしても立体視が狂うことなくちゃんと見える。

また左右のレンズを重ねたり、回しても、
理科の実験のような形で黒くなったり透明になったりはしない。
重ね方回し方で微妙に色変化はするようだが、ここでは略す。

今は偏光フィルムは印刷みたいなもので簡単に作れるらしいので、
一説によれば原価は10円くらいらしい。

XpanDでは数千円以上らしい。
到底持って帰られては困るので、消毒して再利用するそうだ。

Dolby方式ではもっと高いらしい、一説によれば数万円とか。
ぐっと重いとも聞く。

家庭用TVが大画面、高画質高音質になるにつれ、
劇場との落差が縮まってきている。

もちろん、劇場の方がはるかに大画面で大音量であることは間違いないが、
わざわざ映画館に行かなくてもBDをハイビジョンで見ればそれでいい、
と言う人が増えるに違いない。

とすれば、劇場はTVには及びもつかない迫力とするか、
当分できそうもない立体視に走るかだ。

IMAXなどの超大画面、3Dは、今後ともどんどん増えていくだろう。

難点は料金が大体2千円だと言うこと。

大人料金1800円に比べれば、「高々200円で立体に」と言えるが、
種々の割引、たとえばレディースデイとか、夫婦50とか、レイトショーとかがないし、
ポイントカードの無料鑑賞券が使えないなど、実質はかなり高くなる。

なお、デジタルシネマにはフィルムがないことによる製作配給上のメリットもあるが、
それはまたいずれ。
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