これは私も不思議に思っていることのひとつ。
PC Onlineにその記事が出ているが、いまひとつ腑に落ちない。
Windows 7はなぜ「7」?
なお、余談だが、先日「腹に落ちない」と言う文言を使った署名記事を読んだが、
これは全く腑に落ちないと言うか、腹に落ちないと言う言葉自体を知らない。
この記事の中で、Windowsのバージョンの系譜が出ているのだが、
これも腑に落ちない。
この図は米マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデント、
マイク・ナッシュ氏が公式ブログで説明したWindowsの歴史だと言うことだが、
NT系と9x系をごっちゃにしているところが怪しい。
またNTには3.1だけでなく、3.5、3.51、4.0があり、
その後2000(5.0)に発展していった。
マイクロソフトのGUI型OSの最初のバージョンはWindows1.0である。
発売開始は1985/12、日本では1年後の1986/11に売り出されたようだが
実際のところよく知らない。
続いて2.0、1987年の発売で2.0、2.1、2.11などがあった。
続くのは1991年の3.0、
ここへ来てようやく一般ユーザーにも何とか使えるレベルになった。
ソリティアとリバーシで遊んだ記憶がある方もいるのではないだろうか。
続いて1993年の3.1。
本木雅弘が3.1、3.1と叫ぶTVCMを覚えているだろうか。
このときはまだマイクロソフト版とNEC版があった。
DOS/Vが流行り始めたときでもあり、大いに売れた。
3.11バージョンもあったが日本では売られなかった。
このとき、3.x系とは異なるWindowsNTが並行して発売される。
もともとマイクロソフトがIBMのOS/2として開発していたものが、
提携決裂によりそれぞれが別の道をたどり、OS/2は別途開発され、
OS/2になるはずのものがNTになったと言う説がある。
Windows3.1が良く売れた(知名度が高かった)こともあって、
最初のバージョンを3.1としたと言われている。
つまりWindowsNT3.1の登場。
NT3.1は、3.5、3.51、4.0と発展した。
そして、NT5.0つまり、Windows2000へとつながっていく。
一方、Windows3.1は、Windows95へと発展する。
95も売れた。
発売時にはマスコミも大騒ぎしたし、まさに狂騒の感があった。
バージョンは後に無印と呼ばれる4.0、OSR1の4.0a、
OSR2、2.1の4.0b、OSR2.5の4.0cがある。
そしてWindows98(ver4.10)98SE、
Me(ver4.9)となっていく。
時まさにミレニアム。
NT5.0にも2000と言う名が振られて発売となった。
しかし、9x系のOSはMeを以って終焉。
Me自体もあまり芳しい評判を得る間もなく、使命を終えた。
私は評価してましたけどね。
2001年に入って登場したNT系のXP(ver5.1)は、
このように2000の後継であり、98やMeの直接の後継ではない。
これがさらに、Vista、7となっていくわけだから、
最初に引用したバージョンの推移表のように1本道ではなく、
9x系とNT系の2系列があるのが正しい。
図は3.x、9x、NTと3系列に書いているが、3.xと9xは同系統。
95以降を俗に9x系と呼び、構造も3.1から大きく変わった。
しかし、ここまで洗いなおしても、バージョンの推移だけで
「7」が「7」である理由は分からない。
「7」は、「バージョン7」の意味ではなく、
「6」=Vistaの次期バージョンだから「俗に7」と呼ばれていたのが、
そのまま製品名となった、のが実際のところではないだろうか。
PC Onlineにその記事が出ているが、いまひとつ腑に落ちない。
Windows 7はなぜ「7」?
なお、余談だが、先日「腹に落ちない」と言う文言を使った署名記事を読んだが、
これは全く腑に落ちないと言うか、腹に落ちないと言う言葉自体を知らない。
この記事の中で、Windowsのバージョンの系譜が出ているのだが、
これも腑に落ちない。
この図は米マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデント、
マイク・ナッシュ氏が公式ブログで説明したWindowsの歴史だと言うことだが、
NT系と9x系をごっちゃにしているところが怪しい。
またNTには3.1だけでなく、3.5、3.51、4.0があり、
その後2000(5.0)に発展していった。
マイクロソフトのGUI型OSの最初のバージョンはWindows1.0である。
発売開始は1985/12、日本では1年後の1986/11に売り出されたようだが
実際のところよく知らない。
続いて2.0、1987年の発売で2.0、2.1、2.11などがあった。
続くのは1991年の3.0、
ここへ来てようやく一般ユーザーにも何とか使えるレベルになった。
ソリティアとリバーシで遊んだ記憶がある方もいるのではないだろうか。
続いて1993年の3.1。
本木雅弘が3.1、3.1と叫ぶTVCMを覚えているだろうか。
このときはまだマイクロソフト版とNEC版があった。
DOS/Vが流行り始めたときでもあり、大いに売れた。
3.11バージョンもあったが日本では売られなかった。
このとき、3.x系とは異なるWindowsNTが並行して発売される。
もともとマイクロソフトがIBMのOS/2として開発していたものが、
提携決裂によりそれぞれが別の道をたどり、OS/2は別途開発され、
OS/2になるはずのものがNTになったと言う説がある。
Windows3.1が良く売れた(知名度が高かった)こともあって、
最初のバージョンを3.1としたと言われている。
つまりWindowsNT3.1の登場。
NT3.1は、3.5、3.51、4.0と発展した。
そして、NT5.0つまり、Windows2000へとつながっていく。
一方、Windows3.1は、Windows95へと発展する。
95も売れた。
発売時にはマスコミも大騒ぎしたし、まさに狂騒の感があった。
バージョンは後に無印と呼ばれる4.0、OSR1の4.0a、
OSR2、2.1の4.0b、OSR2.5の4.0cがある。
そしてWindows98(ver4.10)98SE、
Me(ver4.9)となっていく。
時まさにミレニアム。
NT5.0にも2000と言う名が振られて発売となった。
しかし、9x系のOSはMeを以って終焉。
Me自体もあまり芳しい評判を得る間もなく、使命を終えた。
私は評価してましたけどね。
2001年に入って登場したNT系のXP(ver5.1)は、
このように2000の後継であり、98やMeの直接の後継ではない。
これがさらに、Vista、7となっていくわけだから、
最初に引用したバージョンの推移表のように1本道ではなく、
9x系とNT系の2系列があるのが正しい。
図は3.x、9x、NTと3系列に書いているが、3.xと9xは同系統。
95以降を俗に9x系と呼び、構造も3.1から大きく変わった。
しかし、ここまで洗いなおしても、バージョンの推移だけで
「7」が「7」である理由は分からない。
「7」は、「バージョン7」の意味ではなく、
「6」=Vistaの次期バージョンだから「俗に7」と呼ばれていたのが、
そのまま製品名となった、のが実際のところではないだろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます