細かい話は、まあいろいろあるんだけど、全部すっ飛ばして書くと、
私がわずかに持っているあるIT企業の株が、その親会社によってTOBになった。
まず新聞紙上でこの話が持ち上がったのが、7月の下旬。
当初は親会社もTOBの対象の各社もまだ決まっていないとの態度だったが、
その何日か後には、合わせて5社の子会社のTOBが正式に発表された。
それによると、TOBの目的は完全子会社化であり、全株式を買い上げ、上場廃止。
TOB対象各社の経営陣も賛成。
8月下旬に、株主宛にTOBの説明書みたいなものが送られてきて、
手続きのやり方なんかが書いてあった。
応募用紙みたいなものが入っていて、「TOBに応募します」に○でもつけて
送り返せば全て終わり、であれば楽だがそうはいかない。
持ち株数の多寡にかかわらずそれなりの手続きを踏まねばならない。
だが、悲しいかな、こっちは素人で、よく分からない。
また、株を売買するつもりもなかったので、そのまま放っておいたため、
株券電子化の実施で特別口座に移管されてしまっている。
そこで、まずはTOBの手続き引き受け会社であるN証券へいく。
N証券の最寄の支店は、TVなどで見る証券会社の窓口とは違って
普通の会社の体(てい)だ。ちょっと場違いな感じさえある。
受付で呼び鈴を押すと担当者が奥から出てきて説明をしてくれた。
まずはそのN証券にTOB応募用の口座が必要なこと。
今後ともN証券を通じて株取引するのであればそれなりの口座、
TOB応募しかしないのであれば、それ専用の口座がいるらしい。
専用口座はTOB完了後に口座は廃止になるようだ。
私は今後とも株取引をやるつもりがないので、この専用口座を選ぶ。
説明書によれば、特別口座を管理している証券会社に、
この専用口座への振り替えをお願いすることになっている。
その後、TOBの応募する旨の届出をN証券に出すとなっているが、
口座開設申請とTOB応募が一体になった用紙があるそうで、それをもらう。
口座開設なので印鑑、本人確認書類などが必要となる。
続いて、特別口座のあるT証券へ手続きを聞きにいく。
ここには株の振り替えのほかに2つの依頼もする必要があった。
ひとつは、今ある特別口座の名義が略字体になっているがそれでも良いかの確認。
もしだめなら氏名変更届みたいなものを出さないといけない。
略字体でいいのかとは、例えば、斉藤と齋藤、沢田と澤田のように、
戸籍上の漢字は旧字体で、普段は略字体を使っているようなことを言っている。
特別口座の名義の漢字は略字体だ。
それからこのままTOBに応募すれば当然お金が入るわけだが、
昔のことでもともと買った金額が分からない。
それが分かるのか、分かったとしても証明がないと税金をごっそりやられる。
買ったときより値下がりしているから、本来税金はゼロのはずなので、
この証明書がもらえるかどうかだ。
結論から言うと氏名変更届は不要。
購入金額の証明は私のケースでは可能ということで、
振り替え依頼と証明依頼の用紙を貰って一旦出直す。
なぜ一旦出直すかというと、振り替え先口座、この場合N証券に作る私の口座だが、
口座開設してないから、その番号がまだ決まってない、というかない。
振り替えには時間が掛かるよ、とN証券で散々脅かされたので、
2、3日後に書類を整えて、再びN証券へいく。
N証券へは、TOB応募専用と記された口座開設兼TOB応募申請書を提出。
口座ができればその足でT証券へ行きたいので、と手続きを急いでもらうことにして、
そこで待つ。
30分ほどして、担当者が口座番号などを記した紙を持ってきて、
T証券に提出する紙の書き方まで教えてくれた。
その足で再びT証券へ。
T証券で振り替え依頼と証明の依頼を提出。
確認に数分を要したが、特に問題なく、受け付けた旨の書類をくれた。
N証券では、振り替えに時間が掛かるから、「TOB応募で急ぐ」と言え、
と言われていたが、T証券では1週間ほどで振り替えが済むといわれて一安心。
証明のほうは1ヶ月くらい掛かるらしいか、TOB応募期限とは直接関係無い。
これでTOB応募に関しての手続きは終わり。
確定申告をする必要があるが、まずは「待ち」に入る。
連絡の第1弾は、N証券から。
数日後に口座開設しました、のはがきが来た。
そのほかはまだ何も連絡がない。
もし何か特筆事項発生あれば、また書いてみたい。
私がわずかに持っているあるIT企業の株が、その親会社によってTOBになった。
まず新聞紙上でこの話が持ち上がったのが、7月の下旬。
当初は親会社もTOBの対象の各社もまだ決まっていないとの態度だったが、
その何日か後には、合わせて5社の子会社のTOBが正式に発表された。
それによると、TOBの目的は完全子会社化であり、全株式を買い上げ、上場廃止。
TOB対象各社の経営陣も賛成。
8月下旬に、株主宛にTOBの説明書みたいなものが送られてきて、
手続きのやり方なんかが書いてあった。
応募用紙みたいなものが入っていて、「TOBに応募します」に○でもつけて
送り返せば全て終わり、であれば楽だがそうはいかない。
持ち株数の多寡にかかわらずそれなりの手続きを踏まねばならない。
だが、悲しいかな、こっちは素人で、よく分からない。
また、株を売買するつもりもなかったので、そのまま放っておいたため、
株券電子化の実施で特別口座に移管されてしまっている。
そこで、まずはTOBの手続き引き受け会社であるN証券へいく。
N証券の最寄の支店は、TVなどで見る証券会社の窓口とは違って
普通の会社の体(てい)だ。ちょっと場違いな感じさえある。
受付で呼び鈴を押すと担当者が奥から出てきて説明をしてくれた。
まずはそのN証券にTOB応募用の口座が必要なこと。
今後ともN証券を通じて株取引するのであればそれなりの口座、
TOB応募しかしないのであれば、それ専用の口座がいるらしい。
専用口座はTOB完了後に口座は廃止になるようだ。
私は今後とも株取引をやるつもりがないので、この専用口座を選ぶ。
説明書によれば、特別口座を管理している証券会社に、
この専用口座への振り替えをお願いすることになっている。
その後、TOBの応募する旨の届出をN証券に出すとなっているが、
口座開設申請とTOB応募が一体になった用紙があるそうで、それをもらう。
口座開設なので印鑑、本人確認書類などが必要となる。
続いて、特別口座のあるT証券へ手続きを聞きにいく。
ここには株の振り替えのほかに2つの依頼もする必要があった。
ひとつは、今ある特別口座の名義が略字体になっているがそれでも良いかの確認。
もしだめなら氏名変更届みたいなものを出さないといけない。
略字体でいいのかとは、例えば、斉藤と齋藤、沢田と澤田のように、
戸籍上の漢字は旧字体で、普段は略字体を使っているようなことを言っている。
特別口座の名義の漢字は略字体だ。
それからこのままTOBに応募すれば当然お金が入るわけだが、
昔のことでもともと買った金額が分からない。
それが分かるのか、分かったとしても証明がないと税金をごっそりやられる。
買ったときより値下がりしているから、本来税金はゼロのはずなので、
この証明書がもらえるかどうかだ。
結論から言うと氏名変更届は不要。
購入金額の証明は私のケースでは可能ということで、
振り替え依頼と証明依頼の用紙を貰って一旦出直す。
なぜ一旦出直すかというと、振り替え先口座、この場合N証券に作る私の口座だが、
口座開設してないから、その番号がまだ決まってない、というかない。
振り替えには時間が掛かるよ、とN証券で散々脅かされたので、
2、3日後に書類を整えて、再びN証券へいく。
N証券へは、TOB応募専用と記された口座開設兼TOB応募申請書を提出。
口座ができればその足でT証券へ行きたいので、と手続きを急いでもらうことにして、
そこで待つ。
30分ほどして、担当者が口座番号などを記した紙を持ってきて、
T証券に提出する紙の書き方まで教えてくれた。
その足で再びT証券へ。
T証券で振り替え依頼と証明の依頼を提出。
確認に数分を要したが、特に問題なく、受け付けた旨の書類をくれた。
N証券では、振り替えに時間が掛かるから、「TOB応募で急ぐ」と言え、
と言われていたが、T証券では1週間ほどで振り替えが済むといわれて一安心。
証明のほうは1ヶ月くらい掛かるらしいか、TOB応募期限とは直接関係無い。
これでTOB応募に関しての手続きは終わり。
確定申告をする必要があるが、まずは「待ち」に入る。
連絡の第1弾は、N証券から。
数日後に口座開設しました、のはがきが来た。
そのほかはまだ何も連絡がない。
もし何か特筆事項発生あれば、また書いてみたい。
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