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世界陸上、競歩、誘導ミスで失格。

2007-09-01 14:49:07 | スポーツ
競歩の山崎選手、誘導ミスで棄権 大会組織委は謝罪(共同通信) - goo ニュース

女子の20キロの時も、トラックの周回を間違えた先頭集団が
競技場から出ようとして、あわてて戻るなど混乱してました。

今回の50キロも同じコース。

え?
20キロと50キロで同じコース?

そうなんです。

競技場内のトラックを何周かして外に出て、
ロードを走り、また競技場に戻ってゴール、
というのは、マラソンなどと同じですが、

違うのはロードも周回コースだということ。

長居公園内の周遊道路の一部1キロを折り返す、
1周2キロの周回コースを何周かするので、
20キロでも50キロでも同じコースが使えるわけです。

50キロの場合は、23周とかいってましたね。
スタート前に聞いた時は、周回数間違えたりしないのかな、
と思いました。
そしたら案の定、というわけです。

出場54名のうち、完走は31人。
優勝選手と最下位の選手の時間差は48分。

優勝選手の平均タイムは、周回コースの1周が9分弱なので、
最下位とは5周も差がついたことになる。

6位の選手が先頭から11分以上遅れているので、
先頭と同一周回はたった5人ということになる。

周回遅れがうじゃうじゃいて、
違反走行、いや違反歩行(失格9人)にも気をつけながら、
途中棄権する選手(14人)も多い中、
4時間前後、同じところを20周以上歩き続けて、
本人は周回数もわからなくなってきてるだろうし、
係員がはいれと言えば素直に競技場へ入ってしまうでしょう。

選手にとっては、係員にだまされた!というところでしょうね。
こりゃあ悔しいでしょう。

まだ体力に余裕があれば、タイムは大きくロスしても、
もう一周してくれば記録としては残るところでしょうが、
フィニッシュ直後に担架で運ばれるくらいへばっていたら無理というもの。

世界陸上という晴れ舞台の上にオリンピック予選を兼ねているのに、
こんなミスで棄権扱いなんて、選手にとってはやりきれない。

オリンピック出場は救済措置も考えているようですが、
大会記録は棄権となるわけで、この大会に照準を合わせて
積み重ねてきた練習が他人のせいで無に帰す。

こりゃあ悔やむに悔やまれない。
どうも大会運営にほころびが出ているようで気になる。

なお、3~4割が途中棄権もしくは失格するのはいつものことのようです。

気になるといえば、
男子走り幅跳びで砂場が着地地点のすぐ先までしかなく、
もう少し飛んで前につんのめったら、アンツーカー部分に激突しそうで
気になって仕方がなかった。

砂場を伸ばすか、踏切り位置を下げたほうがいいんじゃないか、
とたいへん気になりました。

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