時々ペダルの踏み間違いによる自動車事故が起こる。
大体はブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んでしまう事故だ。
というか、アクセルを踏もうとしてブレーキを踏んでも
状況によっては事故は起こり得るだろうが、
ブレーキを踏もうとしてアクセルを踏むよりはましだろう。
一体どうしたらアクセルとブレーキを踏み間違えるのか信じられない。
事故を起こした本人が言い逃れに言っているのかと思うこともあったが、
実際に踏み間違いで駐車場の壁に激突した人を知ってからは、
嘘じゃないんだと思うようになった。
単にブレーキだと思ってアクセルを踏んでも、
減速せずに加速するからビックリして足を離すと思うけど、
逆にアクセルを踏むこと(=止まるつもりの行動)を継続するので、
人の列に突っ込んだり、コンビニのガラスに突っ込んだり、
駐車場の壁をぶち破ったりするわけだ。
不思議だ。
どういう理屈で踏み間違いがおこるのか研究している人がいるらしい。
TVで見たところによると、ドライブシミュレーターのような機械で、
ディスプレイに車が横に移動しているのが写り、ビルの背後に隠れる。
被験者はその車がビルを通過して再びビルの反対側から
出てくると思われるタイミングでハンドルについたボタンを押す。
この結果、20代の若者と65歳だったかな、
ともかく若年層と高齢者は早くボタンを押す傾向が強かったらしい。
研究者の先生は、これは「待てない」=「我慢ができない」ことを示し、
ペダルの踏み違いにつながっていると考えられる、と言うことだった。
これを見て、変だなと思ったので書いておきたい。
まず、実験の結果そのものには異議はない。
きちんと練られた実験方法で行われ、正しく処理された結果であろう。
*
疑問は二つ。
一つはビル陰から出てくると「思う」タイミングが早いことが悪いのか、
ということ。
自分が思ったより早く車が出てくれば、その方がビックリするわけで、
早く出てくると思っていれば、突然車が出てきたとびっくりしなくて済む。
もう出てくるはずと心構えができてから車が見えた方が安心でしょ。
だから、早く出てくると思って何が悪いのかよく判らない。
二つ目は、もし仮にそれが「焦り」を示しているとして、
それが「パニクることにつながる」として、踏み間違いとどう関連するのか。
踏み間違いはアクセルを踏んでいるのを止めてブレーキを踏むところを
ブレーキを踏まず、そのままアクセルを踏んでしまうこと。
やろうとしていることをした(つもり)のに、結果が違った時、
したことが間違っていると思わず、正しいと思ってやり続ける。
つまり、間違った行動を起こし、それが間違っているのに続けてしまう
それとどうつながるのはよく判らない。
**
例えばこんな実験はどうだろう。
水道のレバー式の蛇口で、下に押せば水が出るタイプと、
下に押せば止まるタイプがある。
下に押せば止まる蛇口を三つほど並べ、
次に下に押せば水が出る蛇口を置く。
そして、全ての蛇口から少しずつ水を流し、止め方は教えず
被験者に「端から順に水を止めてください」と指示する。
被験者は最初は水を止めるにはレバーを下げるのか上げるのか
確認するためゆっくり押すと思われる。
そして、下に押すと止まると分かるとぐっと押す。
続いて二つ目はあまり躊躇せずぐっと下に押す。
それでも止まるので三つ目はもっと躊躇せずぐっと押す。
四つ目も多分躊躇せずぐっと押すだろう。
すると今度は水がどっとでるわけで、
言ってみればブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んだ状態になる。
この時被験者はどういう行動に出るか。
慌てることは慌てるだろうけど、
レバーをさらに下に押そうとするのか、
あるいは、
レバーを元の位置に戻そうとするか、
一気に上に引き上げようとするのか、
それとも
レバーを離して蛇口を押さえようとするのか、
等々。
その時にどういう行動をとるのか、
どういう心理状態によるものなのか、行動ロジックを研究する。
*
あるいは次のような実験。
赤と青のボタンと一つのランプが付いている箱を置く。
ランプが付いた時に青のボタンを押せばランプが消える。
赤のボタンはメインスイッチですので異常があったら押して、
と教えておく。
被験者には反応時間を調べるので、ランプが付いたら
青いボタンを押して消すよう指示する。
1回目。
ランプ点灯、被験者は青ボタン押下、ランプ消灯。
2回目。
ランプ点灯、被験者は青ボタン押下、ランプ消灯。
これを何度か繰り返し、
ランプ点灯、被験者は青ボタン押下、
ここで、ランプを消さず、例えばブザーを鳴動させる。
ランプは点滅にしてもよい。
ここで被験者はどういう行動に出るか。
青ボタンを押し続けるのか、
赤ボタンを押すのか、
別の行動をとるのか、
こちらも心理や行動ロジックを調べる。
思わぬことが起こった時、したいことと結果が違ったとき
どういう行動ロジックで間違いをし続けるのか、
素人考えだけど、時間予想の実験よりはよほどましと思えるがいかが。
大体はブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んでしまう事故だ。
というか、アクセルを踏もうとしてブレーキを踏んでも
状況によっては事故は起こり得るだろうが、
ブレーキを踏もうとしてアクセルを踏むよりはましだろう。
一体どうしたらアクセルとブレーキを踏み間違えるのか信じられない。
事故を起こした本人が言い逃れに言っているのかと思うこともあったが、
実際に踏み間違いで駐車場の壁に激突した人を知ってからは、
嘘じゃないんだと思うようになった。
単にブレーキだと思ってアクセルを踏んでも、
減速せずに加速するからビックリして足を離すと思うけど、
逆にアクセルを踏むこと(=止まるつもりの行動)を継続するので、
人の列に突っ込んだり、コンビニのガラスに突っ込んだり、
駐車場の壁をぶち破ったりするわけだ。
不思議だ。
どういう理屈で踏み間違いがおこるのか研究している人がいるらしい。
TVで見たところによると、ドライブシミュレーターのような機械で、
ディスプレイに車が横に移動しているのが写り、ビルの背後に隠れる。
被験者はその車がビルを通過して再びビルの反対側から
出てくると思われるタイミングでハンドルについたボタンを押す。
この結果、20代の若者と65歳だったかな、
ともかく若年層と高齢者は早くボタンを押す傾向が強かったらしい。
研究者の先生は、これは「待てない」=「我慢ができない」ことを示し、
ペダルの踏み違いにつながっていると考えられる、と言うことだった。
これを見て、変だなと思ったので書いておきたい。
まず、実験の結果そのものには異議はない。
きちんと練られた実験方法で行われ、正しく処理された結果であろう。
*
疑問は二つ。
一つはビル陰から出てくると「思う」タイミングが早いことが悪いのか、
ということ。
自分が思ったより早く車が出てくれば、その方がビックリするわけで、
早く出てくると思っていれば、突然車が出てきたとびっくりしなくて済む。
もう出てくるはずと心構えができてから車が見えた方が安心でしょ。
だから、早く出てくると思って何が悪いのかよく判らない。
二つ目は、もし仮にそれが「焦り」を示しているとして、
それが「パニクることにつながる」として、踏み間違いとどう関連するのか。
踏み間違いはアクセルを踏んでいるのを止めてブレーキを踏むところを
ブレーキを踏まず、そのままアクセルを踏んでしまうこと。
やろうとしていることをした(つもり)のに、結果が違った時、
したことが間違っていると思わず、正しいと思ってやり続ける。
つまり、間違った行動を起こし、それが間違っているのに続けてしまう
それとどうつながるのはよく判らない。
**
例えばこんな実験はどうだろう。
水道のレバー式の蛇口で、下に押せば水が出るタイプと、
下に押せば止まるタイプがある。
下に押せば止まる蛇口を三つほど並べ、
次に下に押せば水が出る蛇口を置く。
そして、全ての蛇口から少しずつ水を流し、止め方は教えず
被験者に「端から順に水を止めてください」と指示する。
被験者は最初は水を止めるにはレバーを下げるのか上げるのか
確認するためゆっくり押すと思われる。
そして、下に押すと止まると分かるとぐっと押す。
続いて二つ目はあまり躊躇せずぐっと下に押す。
それでも止まるので三つ目はもっと躊躇せずぐっと押す。
四つ目も多分躊躇せずぐっと押すだろう。
すると今度は水がどっとでるわけで、
言ってみればブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んだ状態になる。
この時被験者はどういう行動に出るか。
慌てることは慌てるだろうけど、
レバーをさらに下に押そうとするのか、
あるいは、
レバーを元の位置に戻そうとするか、
一気に上に引き上げようとするのか、
それとも
レバーを離して蛇口を押さえようとするのか、
等々。
その時にどういう行動をとるのか、
どういう心理状態によるものなのか、行動ロジックを研究する。
*
あるいは次のような実験。
赤と青のボタンと一つのランプが付いている箱を置く。
ランプが付いた時に青のボタンを押せばランプが消える。
赤のボタンはメインスイッチですので異常があったら押して、
と教えておく。
被験者には反応時間を調べるので、ランプが付いたら
青いボタンを押して消すよう指示する。
1回目。
ランプ点灯、被験者は青ボタン押下、ランプ消灯。
2回目。
ランプ点灯、被験者は青ボタン押下、ランプ消灯。
これを何度か繰り返し、
ランプ点灯、被験者は青ボタン押下、
ここで、ランプを消さず、例えばブザーを鳴動させる。
ランプは点滅にしてもよい。
ここで被験者はどういう行動に出るか。
青ボタンを押し続けるのか、
赤ボタンを押すのか、
別の行動をとるのか、
こちらも心理や行動ロジックを調べる。
思わぬことが起こった時、したいことと結果が違ったとき
どういう行動ロジックで間違いをし続けるのか、
素人考えだけど、時間予想の実験よりはよほどましと思えるがいかが。
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