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全米週末興行ベスト10  2017/10/13-10/15

2017-10-20 14:16:35 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
すっかり忘れていて、週末が近づいてしまいましたが、先週末の興収ランキングです。

最近のハリウッド映画では黒人差別、女性差別などの差別を取り扱ったものが多い気がします。

今週はハロウィーンシーズンに向けたタイムループホラー「ハッピー・デス・デイ」が、初登場 1位。

***

1. Happy Death Day
2. Blade Runner 2049
3. The Foreigner
4. It
5. The Mountain Between Us

6. American Made
7. Kingsman: The Golden Circle
8. The LEGO Ninjago Movie
9. My Little Pony: The Movie
10. Victoria and Abdul

***

11. Marshall
12. Flatliners
13. Battle of the Sexes

***

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。



1.Happy Death Day (×)

初登場1位。2600万ドル。

死んでは生き返るタイムループ系のホラー。
ループから抜けるには自分を殺した犯人を見つけるしかない。

(「オール・ユー・ニード・イズ・キル」+「ミッション:8ミニッツ」)×ホラー。

日本公開未定。



2.Blade Runner 2049 (★★★)

1位から2位にダウン。
半分以下の1540万ドル。累計6090万ドル。

製作はWB、コロムビア他で、全米での配給はWBだが、日本の配給はSony。
ご承知の通り「ブレードランナー」の続編。
前作は当たり外れの激しいリドリー・スコットの監督。
今作は「メッセージ」「ボーダーライン」「プリズナーズ」のドゥニ・ビルヌーブ。
ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ジャレッド・レト、アナ・デ・アルマス。

「ブレードランナー2019」2017/10/27(Sony)



3.The Foreigner (★★)

初登場3位。1310万ドル。
全世界計は1億ドル越えで、その3/4は中国。

ジャッキー・チェン、ピアーズ・ブロスナン。
ロンドン、爆弾テロで娘を目の前で失った父(ジャッキー・チェン)が復讐に燃える。
犯人一味を知っているであろう政府の役人(ピアーズ・ブロスナン)にもその矛先が向かう。

日本公開未定。


 
4.It (×)

3位から4位にダウン。
4割減って600万ドル。累計は3億1490万ドル。

原作はスティーブン・キングの代表作。
1990年に映画化された(DVDスルー)と思っていたが、TVミニシリーズだったらしい。
良くわからない映画だったが、ストーリーの問題ではなく前作の出来が悪かったのかも。
この後、ピエロを怖がる子供が続出したらしい。

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」2017/11/3(WB)



5.The Mountain Between Us(★)

2位から5位にダウン。
半分近い570万ドル。累計2060万ドルと興行的には失敗の部類。

イドリス・エルバ、ケイト・ウィンスレット。
飛行機に乗り損ねた初対面の二人、チャーターした小型機が、雪山に墜落してしまう。
幸い命はとりとめたものの、果たして雪山から脱出できるのか。
設定的にはリーアム・ニーソンの「THE GRAY 凍える太陽」みたいなものか。
絶望の際に追い込まれた男女間に愛が芽生えて・・みたいな展開を予想し、
見る気がしなかったが、キャストに期待して星一つ。

日本公開未定。



6.American Made (★★★)

6位キープ。
1/3減って550万ドル、累計4020万ドル。

トム・クルーズが、CIAエージェントなのに、麻薬密輸までやっちゃう。

「バリー・シール/アメリカをはめた男」2017/10/21(東宝東和)



7.Kingsman: The Golden Circle (★★★)

5位から7位にダウン。
4割減って530万ドル。累計は8970万ドル。

海外分で一番売れているのは韓国、次いで本国イギリス。
全世界計は3億ドルにあと少し。
この秘密組織がテロ集団とどう違うのか理解しがたいが、映画は面白かった。

タロン・エガートン、マーク・ストロング。
死んだはずのコリン・ファース復活。
チャニング・テイタム、ハル・ベリー、ジュリアン・ムーア、ジェフ・ブリッジス参戦。
「ゴールデン・サークル」は謎の敵組織。

「キングスマン ゴールデン・サークル」2018/1/8(20thFOX)



8.The LEGO Ninjago Movie(×)

7位から8位にダウン。
4割減って430万ドル。累計5150万ドル。

未だに全2作の初週末の興収成績にも及ばず。
「レゴムービー」シリーズ第3弾。
レゴムービーが飽きられたのか、忍者がまずったのか、2作目('17/2公開)と近すぎたのか。
これで打ち切りか、やるならテコ入れ必至。

「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」2017/9/30(WB)



9.My Little Pony: The Movie (×)

4位から9位にダウン。
半分以下の410万ドル。累計1560万ドル。

TVアニメの劇場版。
日本放映時のタイトルは「マイリトルポニー ~トモダチは魔法~」

日本公開未定。



10.Victoria and Abdul(★★)

8位から10位にダウン。
公開館はさらに増え900館。
興収は3割減って300万ドル。累計1120万ドル。

ビクトリアは英ビクトリア女王。
19世紀後半。
高齢となり、いろいろわがままが目立つビクトリア女王の別荘に
インドからアブドルと言う使用人が送られてくる。
周囲の心配をよそに、女王は次第にアブドルを信頼し、ヒンズー語を習い始める。

ジュディ・ディンチ、アリ・ファザール。

日本公開未定。

*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***

11.Marshall (★)

10位陥落ではなく、初登場11位。
10位との差がわずか5350ドルの300万ドル。

マーシャルは保安官の意味ではなく、主人公の名字。
黒人差別激しい時代。被告の黒人に対する非難中傷が渦巻く中、差別に負けず活躍する法廷弁護人。

日本公開未定。



12.Flatliners (★)

9位から12位にダウン。
6割減って150万ドル。累計1250万ドル。

エレン・ペイジ、ディエゴ・ルナ。
医学生が強制的に心停止させることによる臨死体験実験を行う。
フラットラインは平坦な線。心電図の心停止状態を示す。

日本公開未定。



13.Battle of the Sexes (★)

10位から13位にダウン。
興収は半分近い130万ドル。累計1030万ドル。

エマ・ストーン、スティーブ・カレル。
1973年に実際に行われたテニスの男女対抗試合(=Battle of the Sexes)を描く。

当時、男女同権運動に熱心で女子テニスの第一人者だった、ビリー・ジーン・キングと
往年の男子テニス選手、ボビー・リッグスとの対戦。

史実では、ビリー・ジーン・キングの圧勝に終わっている。

なお、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」とは無関係。

日本公開未定。


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