朝青龍引退、その後横審が引退勧告

横綱朝青龍が引退＝暴行問題で引責、優勝２５回(時事通信) - goo ニュース

朝青龍に横審初の「引退勧告書」(読売新聞) - goo ニュース

引退そのものについてはいろいろな意見があるでしょうが、
大方の世論は賛成なんでしょうか。

しかし、もう辞めるといって辞表を出して受理された者に対して
引退勧告するのは、ちょっと解せません。

挙句、自分から引退届を出したのは立派ってのはどうなんですかね。
辞めたから不問に付すとも言えず、引退勧告を出さざるを得なかったんでしょうが、
横審の体面なんでしょうか。

横審ってもともとは理事長の諮問委員会で、横綱推挙の是非を判断するだけだったはずですが、
良い悪いは別としてずいぶんと変わりました。
大関の品格までうんぬんするようになりましたからねぇ（千代大海の件）

内館様ややく様のような立派な有識者がいうことですから間違いないんでしょうが、、、。

大相撲については、いろんな考え方があるとは思いますが、
よく考えてみると一体大相撲って何なんでしょうか。

古来からの伝統、国技、もともとは神事、などなど、
発祥すら多説あるくらいの昔からいろんな形で行われてきたと思いますが、
今の大相撲は何なんでしょう。

深い意味ではなく、エンターテイメントショウなのか、プロスポーツなのか、いうことです。

本場所で体中ぐるぐる巻きにして出場するようではとてもプロスポーツとは思えません。
体調やコンディションより稽古にしろ巡業にしろ本場所にしろ、
出場が最優先されるプロスポーツってあまり考えられないもんですから。

いずれにしても今回の理事選でも見られるように、伝統は大切だとしても、
今後どういう方向へ向かっていくのか、考えた方が良いのではないでしょうか。

いわゆる谷町との関係のあり方も見直す時期に来ているのかもしれません。