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都道府県をまたぐ移動自粛解除とコロナウィルスの呼び方

2020-06-19 07:56:28 | 政治経済
本日から全国の都道府県をまたぐ移動の自粛が解除された。

旅客機や新幹線の運行も徐々に平常に戻っていくようだ。
相変わらず感染対策には余念がなく、例えば飛行機では乗客間の距離を取るために、で3人掛けの席は
真ん中を空けるなどするため、満席には程遠い状態が続く。

新幹線は使用停止座席を作らないようだが、社内の空気は上から下へ流れるようになっており、
およそ8分で完全に入れ替わるらしい。

ま、解禁だからと言って、どっかの国の開店セールのように半開きのシャッターをこじ開けて客が殺到するような
愚かな真似はないだろうし、どうしても対面で処理しなくてはならないビジネス関係の方が中心になるのでは。

ところで気になっているのが新型コロナウィルスの呼び方。
COVID19(コビッド19)はいかにも言いにくい。
そこで多くの人が「コロナ」「コロナ」と言っている。

「コロナ」といっても「新型コロナウィルス」と言っても1秒も違わないだろうから、メディアでは「新型コロナウィルス」
と正確に言うようになっているようで、こちらは耳障りでもないし違和感もないから問題はない。、

一般人がその辺で「コロナ。コロナ」いうのは別に構わないのだが、財界人や企業のトップが「コロナに勝つ」と
言うのにはとても違和感がある。

「コロナに勝つ」ではなく「コロナウィルスに勝つ」だろうと思っているのは私だけだろうか。

仮に「武漢ウィルス」とか「中国ウィルス」と言われていたとしたら「武漢に勝つ」「中国に勝つ」とは言わないだろう。
エボラ出血熱のエボラウィルスの由来は最初に発見された患者の出身地に近いエボラ川に因んだものらしいが、
エボラと言えばエボラ川と思う人はほとんどいないから特に問題はないと思う。

しかし、コロナと言えは太陽のコロナであり、かつての日本を代表する自動車の名前であり、70年も続くメーカーの名前であり、
100年近く続く出版社の名前でもある。

確かにコロナウィルスの名前の由来が、ウィルス表面の突起(スパイク)が太陽のコロナに似ていることによるが、
「コロナに勝つ」は要らぬ風評被害を生んでいるようだ。
ぜひとも企業トップは言うに及ばず、人に伝える場合は「コロナウィルス」と語り、書くようにしてもらいたい

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