ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

「キングコング」ジャパンプレミア

2005-12-13 14:28:56 | 映画関連
東京国際フォーラムでの開催。

フォーラムAの有楽町駅側、ガラス棟との間の中庭に
指定席券との交換所があった。
18時に着いたら、一階席奥が割り当てられた。

急いで会場入り口に回る。
携帯の電源を切り、ビニール袋にいれ、結束帯で締められる。
次にバッグを開けて中を見せ、最後に金属探知機でチェック。
「携帯持ってません」と言ってもここでばれる仕掛け。
カメラや録音機材は取り上げられ、強制的に預けさせられる。

会場に入ると、18時15分からと予告されていた
レッドカーペットの模様がすでにスクリーンに映し出されていた。

と言うことは、券を交換した時にはもうやっていたはずだから
もっとよく見ればよかった。

画面にはピーター・ジャクソン監督が、そして
トーマス・クレッチマン、アンディ・サーキス、
エイドリアン・ブロディ、ナオミ・ワッツが、
レッド・カーペットを歩きながら、
握手をし、サインをし、インタビューに答える様子が、
延々と映し出される。

18時45分ごろ、
最後にエイドリアン・ブロディがフォーラムAへの階段へ向かい
レッド・カーペットのセレモニーは終了。

19時ごろ、「クロ」(襟川クロ)が登壇。
クロの司会で、
アンディ・サーキス
トーマス・クレッチマン
エイドリアン・ブロディ
ナオミ・ワッツ
最後に、
ピーター・ジャクソンが登壇した。
(何人かの通訳も一緒に)

まずは一言ずつ、
(ここで、クロは、ピーター・ジャクソンに一言言わせるのを忘れ、
 みんなに質問しようとした、大失態)
みんなほんとに一言ずつ。

ピーター・ジャクソンは、
クロに9歳からキングコングを作りたいと思っていたといわれて、

「私は12歳のときからキングコングを作りたいと思っていて、
 33年経ってやっと実現できました。」
(9歳は、初めてオリジナルのキングコングをTVで見たときで、
 その時は、映画監督になりたい!って思ったそうです)

「今日、東京見物をしていたときに何か物足りない物を感じた、
 それはキングコングが東京タワーに登っていないからだ。
 続編を作るときは是非登らせたい。」
とリップサービス。

パリではエッフェル塔に登らせるなんて言ってんじゃないの、と席で突っ込む。

続いて、各人に一つずつ質問。

アンディ・サーキスは、ロード・オブ・ザ・リングのゴーレムに続いて、
この映画でも(人間としても出ているが)コングの役。
どうやって役作りをしたかについては、
動物園でゴリラの動きをずっと観察したが、
後は監督のいうとおりにやっただけと答えた。

トーマス・クレッチマンは、もと東独の水泳選手で、
「戦場のピアニスト」のドイツ軍将校だった人だ。
水泳が得意なので撮影を楽しみにしていたが、
監督が船酔いするからと言うことで、
大半が陸上(セット)での撮影になって残念だった、とか。

エイドリアン・ブロディは、指先だけの演技じゃなくて
全身での演技はどうでしたか、とのピンボケ質問にも、
まじめに答えてました。
また、自分の役はオリジナルのキングコングとは少し違っていて、
ナオミ・ワッツ(アン・ダロウ)との絡みも多い、
(フォーラムAの)こんな大きいスクリーンでやれるなんて、
とてもうれしいし、絶対楽しんでもらえるだろう
と言ってました。

ナオミ・ワッツは、キングコングのいないところで
一人で演技するのはどうだったか、と聞かれ、
最初はブルースクリーンの前で一人でやると思っていたけど
実際には、アンディ・サーキスと一緒にやっていたし、
アンディ・サーキスのゴリラぶりが完璧だったので、
リアクションもとりやすかった、と答えた。

最後にピーター・ジャクソン監督が、

12歳からキングコングを撮ろうとしていて、
実は10年前にもやりたかったのだがうまく行かなかった。
キャストやスタッフや、2、3千人にも及ぶ人たちの協力を得て、
やっと完成することができました。
映画会社であるユナイテッド、日本ではUIPが、支援してくれ、
また、このような場所をセッティングしてくれたことに感謝する。
と挨拶。

ここで、なんと白の羽織、茶のはかま姿の朝青龍が登壇。
大相撲では普通(むしろ小柄)だが、さすがに大きい。
モンゴルで国民栄誉賞を受賞し、帰国したばかりらしい。
ジャパン・プレミアに出るために帰国したそうだ。

皆さん(ジャパンプレミアに参加できて)おめでとう。
映画が好きでピーター・ジャクソンが大好きで、、
と挨拶をした。

この後、横綱を含めた記念撮影で、
横綱をキングコングに見立てたのか、
エイドリアン・ブロディが飛び乗ったりして大はしゃぎ。
固い雰囲気が一気に和やかになりました。

こうしてセレモニーは終了。
いよいよ、映画の上映となりました。

(映画の感想は別記事で)

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全米映画興行ベスト10(1... | トップ | 試写会「キングコング」ジャ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ええつ? (うぞきあ)
2005-12-18 23:01:27
プレミア参加するともらえたのですか?

うらやましい。

私は売店で少し見せてもらいましたが、やはり、1800円はつらくて購入できませんでした。
返信する

コメントを投稿

映画関連」カテゴリの最新記事