峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

2007年 懐かしの家電展

2007年10月14日 09時24分01秒 | ○○展の話


先週は、日頃運動不足なには、なかなかハードな1週間でした。
市内運動会の観戦のため、自転車で片道30分の小学校まで往復したり、
山の上にある高校のグランドで、1日中体育祭の写真撮ったり。(広報委員なので)

そして、疲れ切った金曜日は、母と日本橋まで遊びに行きました。 そういうときは元気。

チラシをアップしましたが、日本橋三井本館5階で開かれている、
『懐かしの家電展』 に行ってきました。
展示数はあまり多くなかったけど、懐かしい気分に浸りました。
とくに電気釜は記憶アリ。 たしかにこれと同じのを使ってました。

                

ところで、以前から母は時々、妙なことを言います。
「午前中は病院行ったんだけど、待合室で隣に座った人は○○の生まれで、戦後こっちに来たけど、どうのこうの…」

また、あるとき駅のホームで待ち合わせたときも、見ず知らずのおばさんと立って話してる。
知り合いかと思って会釈して、あとで誰? と聞いたら、
「自販機でお茶買ってたら、そっちは美味しくないから こっちがいいって教えてくれたのよ。 これから娘さんのとこに行くんだって。それからその後…」

なんで赤の他人の事情を細かく知ってる

家電展に行くとき、そのあたりの様子がよくわかる出来事がありました。

母と電車に乗ったら、3人掛けのシルバーシートがひとつだけ空いてました。
母が座り、私がその前に立っていたら、隣に座っていた60代後半~70代前半と思われる御婦人が、母に話し掛けて来ました。
「これから90いくつの母親のいる施設に行くこと」
「母の性格から、施設で周りとうまくいってないこと」
から始まり、どこそこの生まれ、若い頃のご近所の人情話、ご主人の話、エトセトラ エトセトラ……。

母は相槌打って聞き役に徹し、降りる駅に着くまでの30分間、御婦人はその人生を語ってくれました。

なるほどね~。
こうして、通りすがりの人の 事情通になるわけね~。