峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

一休さんの詩

2007年12月15日 08時16分04秒 | 人のフンドシでブログを書く

老女は今どこに?

お花畑を満喫し 歌をうたいながら
澄んだ川を渡り「なんて綺麗な水!」
 
やがて 目もくらむ光のトンネルを経れば
老女は再び絢爛たる生命の世界へ
(次は、王女なんかどうかしら…)

「死」はまた 新たな「生」の始まり
ひとつの「命」の「生死」の繰返し…
無限に続く 生命の世界

老女の微笑みは
幸福な生と 満ち足りた死のしるし

「悲しまないでね」

再び輝く その時まで
老女はひとときの休息に微笑んでいる

「次は私のほうが若いのよ」

お茶目な老女は 静かに微笑んでいる

さようなら
さようなら…

皆さんお元気で
またいつかお会いしましょうね









今年10月21日の記事、『ふと、その岩を飛び去んぬ』 に一休さんが寄せて下さった詩に、絵を付けさせて戴きました。

素敵な詩をありがとうございました。