峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

ジレンマ

2007年12月24日 12時30分58秒 | 妄想

私はサンタクロースが嫌いだ。
良い子と悪い子を選別するサンタ。
子どもに100%良い子も悪い子もいやしない。
親と環境が変えていく。
それなのにサンタからプレゼントを貰える子と貰えない子がいるのは、
どう考えても理不尽だ。

                            

小学校6年生の三男が、先日、
「今年のクリスマスは任天堂のwiiにしようかな~」 と言ったので、
「そんなに高いのはだめだよっ!」 と慌てたら、不思議そうな顔で聞いた。
「なんで? サンタクロースに頼むプレゼントの話だよ? お金掛かるの?」
そのときは、「このカマトトめ~」 と思ったが、その翌日、三男はしみじみとした様子で言った。
「おれ、本当のこと言うと、サンタって半信半疑なんだよね…
三男は半分疑っている自分が悲しそうだったけど、私は半分信じてることに驚いた。

                

そう。
我家には毎年サンタクロースがやってくる。
なぜなら、私はサンタは嫌いだけど、子どもを騙すことは好きだからだ。