シロハラ

サンローラン

サンローラン観ました。



２０１４年　フランス

監督　　ベルトラン・ボネロ

出演　　ギャスパー・ウリエル
　　　　　ジェレニー・ルニエ
　　　　　ルイ・ガレル
　　　　　レア・セドゥ



世界的な知名度を誇るファッションデザイナー「イブサンローラン」の栄光と挫折を主に１９６７年からの１０年間に焦点を当てて、描いた映画。

フランスから、モード界に革命を起こし続けたデザイナーだけあって、当時の先端のファッションなど華やかな場面もありました。
サンローラン本人は、白衣で仕事をしていたのですね。

天才デザイナーともてはやされても、徴兵があったり、次から次へと新しいデザインを生み出さなければならい重圧もあり、お酒、同性の恋人との浮気、刺激的な？遊び、ドラッグなど現実逃避をしてみても新しいデザインが描けるはずもなく、もがき苦しむ。

年老いたサンローランが若い頃を回想するシーンでは、地獄を彷徨った１０年だったと言っていたけれどまさに！
才能があった人だけれど最後まで周りの人に支えられた人生だったのでは？ルル達の事も言っていたし。

晩年は、どんなに名声を欲しいままにしても、お金を持っても老いは誰にも平等にやってくるのだなと・・・少し切なかった