キャロル観ました。
2015年 アメリカ
監督 トッド・ヘインズ
出演 ケイト・ブランシェット
ルーニー・マーラ
サラ・ポールソン
何不自由ない生活を送る奥様のキャロルは、実は離婚訴訟中、デパートのおもちゃ売り場にお勤めの若い女性テレーズと恋に落ちる。
ケイトブランシェットは大柄だから男っぽい感じですね。背中も筋肉質だったし。ルーニーマーラーは、顔がすごく幼い感じに見える時もあり可愛いかった。可愛いのだけれど、自分の事をよく分かっていて芯は強い感じ。ボーイフレンドにも何だかはっきりものを言ってましたね。
キャロルのご主人は、そんなに悪そうな人ではなかったけれど(そういう問題じゃないか)
この御主人の事をキャロルは自分を飾りとしか見ていないと言っていたし、離婚の話し合いの時は、心に従って生きなければ生まれてきた意味がないというような事も言っていたので、ここでは、性的マイノリティーの人が自分らしく生きたいという意味なのでしょうが、そうではなくても、生活していく(生きていく)上で、家庭生活でも(親子間、夫婦間色々)社会生活でも長期間我慢を強いられたり、自分を認めてもらえない生活は、辛いものがあると思うので、大きな意味では、同性愛の人たちでなくても感じとれる所はあるかなと。
最後は、自分らしく生きたい2人に未来があるかもと思える終わり方。これは良かったんじゃないかなぁ。