夏の雨

田園風景、自然大好き。
マイペースでバードウォッチングを楽しんでいます。

アカハラ・シロハラ・ツグミ

2021年04月08日 05時33分44秒 | 鳥2種以上

早朝、丘の上の公園に行くと、冬中聞かれなかった囀りで賑やかでした。
声のする方へ行ってみるとアカハラやシロハラがパタパタと飛んでいました。
囀りはアカハラでした。

こうなると、いよいよアカハラやシロハラも見られなくなります。


夏の高原などではアカハラは囀るのだと思いますが、4月にアカハラの囀りを聞けるのは、なんだか得した気分!

アカハラ







パタパタ飛んでいたのは、この実が目的だったようです。
木蔦の実でしょうか?
最終の栄養補給とばかりに数羽で群がって食べていました。

シロハラ♂


シロハラ♀






ツグミ


アカハラ
サハリン・南千島で繁殖し、台湾中国南部・フィリピンで越冬する。
日本では本州中部以北で繁殖し、本州中部以南で越冬。
TL23.5㎝
野外で区別可能な亜種
本種は2亜種に分けられ、日本では両亜種とも記録がある。
本州中部以北で繁殖するのは亜種アカハラT.c.chrysolaus。
冬季には亜種アカハラのほか、南千島で繁殖する亜種オオアカハラT.c.riiが渡来する。

シロハラ
ウスリー・アムール川下流域で繁殖し、朝鮮半島・台湾・中国南東部で越冬する。
日本には冬鳥として渡来し、本州中部以南で多い。広島県で繁殖例があり、対馬では巣立ち雛が観察されている。
TL24~25㎝

ツグミ
本種には2亜種が知られ、亜種ハチジョウツグミT.n.naumanniは 東シベリアおよびロシア極東の北緯60~65°の地域で繁殖し、中国北部で越冬する。
亜種ツグミT.n.eunomusは東シベリアおよびロシア極東の北緯60~70°の地域で繁殖し、中国南部・台湾・ビルマ北部で越冬する。
日本には2亜種とも冬鳥として全国に渡来する。普通に見られるのは亜種ツグミで、亜種ハチジョウツグミは少ない。
野外で区別可能な亜種
ハチジョウツグミは、下面は赤橙色で淡褐色の縁取りがある。頭上から背はオリーブ褐色。
尾は赤橙色で中央に一対の尾羽のみ黒褐色。飛翔時に目立つ。などの点で亜種ツグミと異なる。両亜種の中間的な特徴をもつ個体もいる。
TL24㎝
 


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