シルクスクリーンプリント技法は
水性インクを使う場合
スクリーンや道具類を水洗いする作業が多くあります。
通常、水洗いのあとは
エアコンの前に置いて乾燥させますが
お天気の良い日はベランダで天日干しする事もあります。
日光浴する道具たちを見ていると・・・
清々しい気持ちになります。(私だけかな?)
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この日は
前回に作った手描き版を刷ることからスタート。
その後・・・
刷り上った画面の上に
カッティング原紙を乗せてトレースしました。
そして
トレースした線を切り抜き
オープンスクリーンに貼り付けて
更なる刷り重ねに挑戦。
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この日の刷り作業では
部分的に熱で発泡するタイプのインクを使用しました。
画面にあて布を敷きアイロンで熱をかけると
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発泡インクで刷った部分のみ膨らみました。
記録写真では認識できませんが
発泡部分は質感も変化しています。
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次回は
これまでの実験結果をもとに
あらためて刷り計画を立て、作業を完成させます。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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