シルクスクリーンプリント基礎講座
最終日のレポートです。
まずは
発泡インクでの刷り結果の報告から。
白の不透明インクで背景を刷り
白の発泡インクで球体図版を刷り
高温熱風を吹きかけると
モコモコとインクが膨らみ
しっとりとした質感に変化しました。
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その後は
キャンバスに描いた画面への刷りに取り組みました。
絵画と版画の両要素を併せ持つ
制作物が仕上がりました。
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その他
新たな版作りに取り組む方もおられました。
基礎講座ながら
3度目の製版作業です。
手際よく作業を進め
製版後はすぐさま一刷り・・・
着衣への刷りに関心を向ける制作もありました。
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こちらは
インクを変えての刷り実験。
シルク用インクだけではなく
ガッシュも用いて
重ね刷りをおこないました。
画面の片隅には実験メモを記載。
遠目には黒一色に見えますが
眼を凝らすと
様々な黒色、質感、図柄を確認できます。
これらの実験は
将来、役に立つ事でしょう。きっと。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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