2月8日(土)埼玉県毛呂山町にある鎌北湖に行って来ました。またかよ・・・って声が聞こえてきそうですが、馴染みの店に昼食をとりに行ったので、ついでと言ってはなんですが、鎌北湖の冬の様子を見たくて行って来ました。
今回撮影に使ったカメラはこの2台です。左がキャノン powerShot G5 右が同じくpowerShot Pro1 で、どちらもだいぶ古いコンパクトデジタルカメラです。いわゆるオールドコンデジってやつです。G5が500万画素、Pro1は800万画素と最新のスマホが1億画素とか言ってるのに比べると随分と貧弱な感じです。G5には焦点距離が0.8倍になるワイドコンバーターを付けています。古いカメラでもたまに使ってやらないと機嫌が悪くなるから引っ張り出しました。
同じ立ち位置でカメラを取り替えて撮影しています。写真はだいたい同じアングルになるようにサイズを微調整して並べています。左がG5で右がPro1(以降全て同じ)です。どちらのカメラも一番広角寄りで撮影しています。焦点距離はワイコンを付けたG5とPro1共に28ミリ(35ミリフィルムカメラに換算して)です。
第1駐車場の犬魂碑拝殿です。正午少し前なので日が当たっています。草が刈られて綺麗に整備されています。
廃墟になっているホテル山水荘です。湖畔の木々は葉が落ちて枝だけになっているので夏と違って見通しがいいです。
駐車場の奥にある鎌北湖ビューホステル。毎回取り上げていますが、一時営業再開に向け求人広告が出ていたのに相変わらず休業中です。かと言って完全な廃墟と言う訳でもなく、何となく管理の手が入っています。
ホテル前の立ち木を、逆光(太陽に正対した)の位置で撮りました。太陽は木の幹のちょうど裏側に隠れています。
ダムの放水口です。水面が一部うっすら凍っていました。湖水は綺麗に透き通っていました。
ダムの堰堤です。風は少し強かったですが、太陽が雲から顔を出せば日が差してだいぶ暖かく感じます。ヘラブナ釣りの人がたくさんいました。水面近くに降りると風が遮られるので少しは寒さも我慢できるのでしょう。
堰堤上から湖の奥を見ました。中央の奥に見える白い建物がレイクビューホステルです。ハレーションの出方に違いが見られます。
斜面を少し降りました。これだけの移動でも視点がだいぶ変わります。
冬の鎌北湖は湖畔の木きは葉が落ちて寒々しい感じでした。湖水は藻が無くて透き通っていました。鳥もいなくて、個人的な感想としては他の季節に比べて華がないと思いました。雪が少し積もればだいぶ変わるのではないかと思いますが、積雪があれば傾斜がきつい道なのでダムまで行くことは厳しいかな。でも、釣り人や自転車で来ている人がたくさんいました。第1駐車場もほぼ満車で、ハイキングの人が停めているのだろうと思います。意外に人気の季節なのかもしれません。
写真を横に並べましたが、だいたい35~40%にリサイズしてあります。これくらいになると500万画素も800万画素もほぼ違いが見えないと思います。オリジナルサイズだと流石に解像度に少し差が見られました。でも、どちらのカメラも発売当時は最上位機種だっただけあり良いレンズが付いていますので、今でも通用する画質でした。