田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

青森・北海道旅行02

2010-08-14 21:27:00 | その他
 う~ん、ぐだぐだですね~。前回の間違った箇所は前回のコメント欄を参照のこと。実はJRでやってるポケモンスタンプラリーをやっている最中で、昨日も今日も暑い中を制限時間いっぱいかけずり回ったため疲労困憊してます。

 さて、今回我々の乗ったのはB寝台の個室ではない方で、いわゆるオープン型の2段ベッドが進行方向に対して横に配列されて、しかもボックスシートのように4台が向かい合っている古いタイプ。個室も選べたのだがあえてこちらにした。しかも都合良く4台向かい合わせで取れたので、就寝までの時間は下段の寝台に陣取り軽く一杯飲みつつ歓談する。宇都宮あたりで夜も更けたので宴会を終えてそれぞれの寝台に潜り込んだ。副部長上段、その下段が息子(寝相が悪いので上段だと危険)向かいの上段にみやした君、下段が局長だ。まあ、そこそこ幅もあり真っ平らな寝床だから、夜行列車のリクライニングシートとは比べものにならない寝やすさだ。客車の揺れも心地良い。

 朝方少し早めに目を覚ますと外は既に薄明るくなっていた。余目あたりで列車が止まり、車内の電源が落ちて非常灯に切り替わった。そのまましばらく停車。一度電源が復旧して酒田駅まで進んだものの、またしても電源ダウン。どうやら電源車のカニが泡を吹いてダウンしたようだ。古いのにこき使われて機嫌を悪くしたのか。みやした君が車内をまめに動き回り情報収集したところ、「電源が復旧しなければ酒田で運転打ち切り」になるらしい。これは困った。まだ目的地の青森は遙か先なのだ。みやした君が空き無く立てた旅行の計画では、あけぼのが最大1時間遅れるところまでは想定されていた(さすがだ)が、既に50分以上の遅れが出ている。旅の初めから頓挫か?と腹をくくったが、何とか1時間弱の遅れで出発。青森までは何とか行けそうだ。
 朝食用の駅弁などを売るために、途中駅で車販が乗り込んできた。これは予定されている行動のようで、またしてもみやした君が車内を素早く移動して4種類の駅弁を手に入れてきた。この手の車販は必要絶対量を持ち込まないので、もたもた自分の車両に回ってくるのを待っていると、何もなくなってしまうようだ。 

 みやした君が買ってきた4種類の駅弁。どれも旨そうだが、息子が左下「あきたこまち弁当」を選び、僕はその上の「白神浪漫」にした。駅弁はその地方の食材で作られることが多いので、手軽に地物を味わえるのが嬉しい。


 その中身。「あきたこま」ちは幕の内弁当風、「白神」はちらし寿司風でトンブリやらこごみなどが入ってて大変美味しかった。


 結局遅れは取り戻せず、定刻より1時間弱遅れて青森に着いた。しかし隙のない計画のおかげで、この後の行程も予定変更はなく安心なのだった。う~む、機関車が替わっているが、赤いからと言って3倍の速度ではない。


 機関車がいなくなって、これが泡を吹いたカニ。しかしまあ、所々ペンキも剥がれていて老体を伺わせる。よく頑張ってくれた。


 ホームにこんなのが残っていた。かつて青森と言えば北海道に渡る連絡線への乗換駅だった。夜行列車が青森に着くと連絡線の桟橋に向かって猛ダッシュする姿が見られた。なんて「見たようなことを言うな~」と思われるかも知れないが、僕なんかはそのダッシュに参加した経験が何度かあるのだ(子供の頃だけど)


 あけぼのの遅れのせいで青森駅での時間的余裕は無くなったが、ここからスーパー白鳥1号に乗り換えだ。おっと、忘れてた。もちろん部長も同行してます。特急だから座席のグレードも高く快適だ。


 蟹田駅に着いたので下車。スーパー白鳥を見送る。ところでこの写真と同じようなの(僕のすぐ横で撮ったから当たり前だが)を局長もUPしてるけど、最後尾部分の窓に心霊写真みたいに人が映っているのが分かります?局長の写真にも写っているので心霊写真じゃなくて実際に人が立っているんだが、ここは立ち入り禁止なのでは?先頭はロープが張ってあって立ち入り禁止の表示があったけど、こっちは最後尾だから良いのだろうか。