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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

H19田切夏大掃除13

2007-09-16 07:16:48 | 飯田線の旅
 信濃木崎~松本~と乗り継いで岡谷に到着。岡谷ではなぜか浴衣姿の若い女性が目立った。実はこの日、諏訪湖の花火大会があるのだった。そこで大量の旅客輸送のため臨時列車が多数増発されていた。
 岡谷の駅で時間を取って下車したのは久しぶりだ。



 岡谷駅の飯田線専用「0番線ホーム」。飯田線の専用ホームで、終点らしく行き止まりになっている。



 ホームに停車中の飯田線各駅停車天竜峡行きの119系改造ワンマンカー。ワンマンとか言いながら、車掌もちゃんと乗車していたし、辰野から先は何故か車掌3人体制だった。僕らが岡谷に着いたときには既に入線していたので、荷物を運び込んで座席を確保した後は、留守番を1人おいて交代で遊びに行く。
 岡谷駅の改札を出て改めて驚いたが、駅前が急速に寂れている。
まず、待合いにあった駅ソバ屋が無くなっている。売店は残っているので駅弁は売っているが、蕎麦はもう食べられない。
駅前にあった大きなイトーヨーカドーが閉店している。大きなショッピングビルからヨーカドーが撤退し、大きなビルの1階でのみ、お土産物店や軽食屋が何軒か残留して営業しているが、空いた床が半分もあり、一応イベントスペース化してはいるが、ただガランとしているだけだ。かつての1階の賑わいはない。しかも2階から上は閉鎖中。

 後方の頭上を横切っているのは、中央高速の長野支線。これを突っ走ると信濃大町に至り、木崎湖に着く。



 直通で伊那市に着いた。
さて、これがなんだか分かりますか?1番線ホーム側のトイレだが、はて、駅名物の水車がない。手前の駅舎の壁に足場が組まれて、何か工事をしている。
 この空間にあった「駅ソバ屋」が根こそぎ撤去されているのだった。
ソバ屋の建物を完全に撤去して、待合い側の壁を塞ぐ工事中なのだ。

 飯田線北部を担当していた伊那谷駅弁がつぶれて、天竜峡駅以北にあったソバ屋が全て閉店した。天竜峡・鼎・飯田・駒ヶ根・伊那市・・・である。駅そばは朝の開店時間が早く、また、短い列車の乗り継ぎ時間での軽い食事に重宝していたのだが、これで飯田線の食糧事情は相当悪化したのだった。

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1 コメント

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Unknown (宇宙局長)
2007-09-16 11:41:20
あの日は中央線とはいえ、長野地区にオレンジ色の電車(201系?)が臨時で走っていたのには驚きました。あの電車は東京のイメージが有りますんで。
8/15の諏訪湖花火大会はムーンライト信州82号が走りますが、9月第一土曜に行われる新作花火大会はML信州は走らないんですけど、帰りはどうしたんですかね?
臨時列車が夜遅くまで見物客を送ったんでしょうか?

岡谷駅は何度か訪れましたが、改札から出たのは初めてでした。あんなに寂れた町だったとは・・・。
長野自動車道は豊科ICで降りないと長野市の方に行っちゃうので大変なことになります。

伊那谷駅弁が潰れて、飯田線の食糧事情が悪くなりましたね。立ち食いそばも久しく食べていませんし、何より伊那市での朝食が駅で取れず、ちょっと離れたコンビニまで行かないと行けなくなったのが面倒です。
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