昨夜は、「三越落語会」観てきました。日本橋三越の中にあるこの劇場 出かけるのは久し振りです。6時開演ということで、例によって稀勢の里の相撲見てから、会社出たら、開口一番には、間に合いませんでした。
百栄師が「桃太郎後日譚」という桃太郎のその後を描いた噺で笑わせてくれ、続いては、喬太郎師の「抜け雀」まだ、故志ん朝師の名演が耳に残っていますが、喬太郎師流に絵師 宿屋の主人をアレンジしたこの噺も、また、なかなかの聞き物でした。ここで25分の休憩。久し振りに来た「三越落語会」ですが、どうやら休憩の長いのと一席の持ち時間が長いのが、この会の特徴のようです。
後半は、雲助師の「臆病源兵衛」師の師匠である故馬生師のネタを受け継いだもの。臆病者の源兵衛を驚かそうとする噺ですが、一言台詞を言っただけで、「あ、江戸っ子」と思わせるところは、サスガ!得難い落語家さんです。トリは、落語家生活70年を超えるレジェンド金馬師。演目は「唐茄子屋政談」道楽が過ぎて勘当された若旦那が唐茄子を売って歩き、そこで事件が起きるという噺ですが、途中、暑さのために倒れる若旦那。通りかかった男が助けてくれるのですが、若旦那が歩いた距離の長さを強調する演出は、師独自のものでしょう。分かりやすく、若旦那の奮闘ぶりが引き立ついい演出でした。
百栄師が「桃太郎後日譚」という桃太郎のその後を描いた噺で笑わせてくれ、続いては、喬太郎師の「抜け雀」まだ、故志ん朝師の名演が耳に残っていますが、喬太郎師流に絵師 宿屋の主人をアレンジしたこの噺も、また、なかなかの聞き物でした。ここで25分の休憩。久し振りに来た「三越落語会」ですが、どうやら休憩の長いのと一席の持ち時間が長いのが、この会の特徴のようです。
後半は、雲助師の「臆病源兵衛」師の師匠である故馬生師のネタを受け継いだもの。臆病者の源兵衛を驚かそうとする噺ですが、一言台詞を言っただけで、「あ、江戸っ子」と思わせるところは、サスガ!得難い落語家さんです。トリは、落語家生活70年を超えるレジェンド金馬師。演目は「唐茄子屋政談」道楽が過ぎて勘当された若旦那が唐茄子を売って歩き、そこで事件が起きるという噺ですが、途中、暑さのために倒れる若旦那。通りかかった男が助けてくれるのですが、若旦那が歩いた距離の長さを強調する演出は、師独自のものでしょう。分かりやすく、若旦那の奮闘ぶりが引き立ついい演出でした。