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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

新橋演舞場は超満員。志の輔 鶴瓶 小遊三 円楽「笑点」メンバーが集う「桂歌丸芸歴六十五周年記念落語会」

2016-07-27 14:22:48 | 日記
昨日は、午後1時から、新橋演舞場で「桂歌丸芸歴六十五周年記念落語会」観てきました。平日昼の興行だというのに、演舞場は約1500の客席がいっぱい。中には、若いカップルもいます。どういう人たちなのでしょうか?えっ、私・・・私は、有休取って観に行きました。
まず、歌丸師の口上。その前に、師の生い立ちを綴ったスライドが流れるのですが、生まれたばかりの写真があるのに、驚きました。80年前ですよ。整理のいいこと。私は、多分ないだろうな。入門直後、「笑点」草創期 ライバル・故小円遊師との写真もありました。懐かしい!
TOPは、志の輔師。流行りの「ポケモンGO」にあやかり、「いま、楽屋では、あまりの人気ぶりに歌丸師匠のことは、ウタモンと呼んでおります」と、タイムリーなマクラから、「のようなもの」この噺、お妾さんにまつわるネタだけに「この噺すると、後から出る人が困るだろ」「仕方ないよ。このネタ決めたときは、あの記者会見の前だったんだから・・・」と、これまた、タイムリーなギャグで大爆笑。
続いて鶴瓶師「かんしゃく」師の師匠 故松鶴師を登場させ、一門の話に置き換えて、演じていました。仲入り前の小遊三師は「蛙茶番」 もっとも受ける「仕込み」を忘れたがために、後半尻すぼみになってしまったのは残念。
仲入り後は、小遊三 円楽 歌丸師による座談 小遊三師 「仕込み忘れ」について謝っておりました(笑)トリ前は、円楽師が「行ったり来たり」をサラッと演じ、真打にバトンを渡します。で、「竹の水仙」を歌丸師が演じます。ホント言えば、師のライフワークである「圓朝モノ」を聞きたかったのですが、それは、贅沢というもの。しっとりしたいい噺でした。
8月中席国立演芸場、恒例の「圓朝モノ」を歌丸師口演します。昼席なので、なんとか時間作って、聞きに行きたいと思います。