プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

若いころを思い出す「全員 片想い」

2016-07-26 11:22:22 | 日記
私、アラカンのオジサンではありますが、年に似合わず、こういう映画好きです。もともと、FMヨコハマで募集した片想いのエピソードを映画化したもののようですが、8つの片想いのエピソードをつなぎ合わせた映画、なかなか面白く観ました。
1本目は、「MY NICKNAME is BUTATCHI」のどかな田園風景のひろがる地方の女子高が舞台。「BUTATCHI」とあだ名される女子高生。幼馴染の男の子から、「女の子紹介してくれよ」と頼まれ、その2人ができてしまう。ホントは、自分も、その子を好きなのに・・・ありふれた話ですが、私、こういう話、昔思い出して、胸キュンとします。
2本目は「僕のサボテン」広告代理店の新入社員。今日も今日とて、失敗の連続。キツイ女性の先輩に叱られながら、ようやく、プレゼンで、仕事をゲット!しかし、憧れの先輩はNYへ。最後に、2人だけ残った職場で、先輩をぎゅっと抱きしめるシーンが素敵でした。
3本目は「サムシングブルー」聾唖の女の子が、イケメン美容師に恋をする物語。彼女、失恋してしまうのですが、やがて、時が巡り、結婚が決まった時、ヘアメイクを担当してくれるのが、イケメン美容師。広瀬アリスが可愛かった。
4本目は「片想いスパイラル」女性しか愛せない韓国人留学生が、ルームメイトのために、自分の男友達との仲を取り持とうとします。そして、2人は、付き合うようになり・・・というお話。
5本目は「嘘つきの恋」夜な夜なクラブで、遊びまくる女の子。男が声をかけてくると「彼氏いるんだよね」と答えています。そんな彼女が、クラブで出会った1人の男の子を真剣に好きになり・・・
6本目は「あさはんのゆげ」夏の間、従兄の男の子と暮らすことになった女の子。家事万端OKの従兄に、徐々に気持ちが傾きますが、やがて、別れの時が・・・
7本目は「イブの贈り物」介護施設にやってきた介護士見習いの青年。気難しい老人たちの心を開かせます。それを見守る、先輩女性介護士。
こうしたエピソードを、かつて人気ボーカリストだった男(加藤雅也)が、DJしている番組内で発表する形で、物語は進みます。8本目は、DJ自身の恋バナ。
1本15分くらいのサイズですから、特に、劇的な展開があるわけではありません。ぬるいといえばぬるいお話ですが、やはり、私、こういうお話好きです。「恋がしたいな~」(笑)

花總エリザベートに、ただただ酔う!

2016-07-25 13:24:47 | 日記
今回は、わずか1か月公演だった帝劇公演「エリザベート」Wキャスト観たかったのですが、チケットは獲れないし、時間もないし、というわけで、どうにか2回ゲットしたチケット いずれも花總エリザベート 井上トートの回でした。
前回より、また一段と深味を増した花總エリザベート。「私だけに」の素晴らしさは、言うまでもありませんが、冒頭の少女の場面から、ラストのルキーニに刺される場面まで、本当に「エリザベート」の人生を感じさせてくれました。凄かった。エリザベートを演じて20年 さすがに、昨年の演技で、最年少の「菊田一夫演劇大賞」を授賞しただけの事は、あります。
他の出演者ですが、井上トート。ちょっと、花總エリザの圧倒的存在感の前に、影が薄くなった感じは、否めません。もう少し「黄泉の帝王」の神秘性がほしい。どうしても、ルドルフの頃のイメージが抜けきらない部分があります。山崎育三郎のルキーニは、意外とケレン味たっぶりで楽しめました。爽やかイメージでしたが、こういう一面合ったのですね。
私が感心したのは、今回が初参加となった涼風ゾフィ。今までのゾフィは、その怖さばかりが強調させていましたが、涼風ゾフィは弱さも見え、その分、ラストのナンバーの哀しみも、伝わってきました。
東京公演は、明日千秋楽を迎えますが、その後、博多 大阪 名古屋と「エリザベート」の旅は続きます。暑さが、おさまった頃の大阪 名古屋公演に、足を運びたいな、と思います。

年に一度のお楽しみ「さんま·中居の今夜も眠れない」

2016-07-24 11:20:20 | 日記
昨夜、というより、今朝方にかけて、という言い方の方が正しいのでしょうが、恒例「FNS27時間テレビ」のワンコーナー「さんま·中居の今夜も眠れない」楽しみました。このコーナー 今年で17年連続とのこと。私、ほぼ全部見てますね。ただ、寄る年波で、年々夜更かしがきつくなっているので、ここ数年は、ちょっと一寝入りして、放送時間前に起きるようにしています。今年は、放送時間、例年より長かったので、体調管理大変でした。
まず、冒頭、SMAP騒動から始まり、中居くんタジタジ。さすが、お笑い怪獣です。ようやく本題に入ったと思ったら、まず10位がベッキー。昨年が熊切あさ美でしたから、来年、この枠に誰が入るのか、今から興味津々です。その後も、恒例街ネタ 合間には、これまた恒例、ビートたけしの「火薬田ドン」ネタも入り、2時間半超のロングランも、あっという間。またまた恒例の1位剛力彩芽まで、いや、さすがに面白かった。「27時間テレビ」このコーナーだけは、また、来年も見てしまいますね。

無念!稀勢の里の夢は、潰える!

2016-07-23 13:07:18 | 日記
う~ん!残念です!昨日の、今場所の大一番 日馬富士対稀勢の里は、日馬富士の完勝!まだ、数字上は、優勝の可能性が残ってはいますが、やはり、夢は潰えたと言わざるを得ないでしょう。平幕に2番負け 昨日の横綱戦は、仰向けにひっくり返され、印象が悪すぎます。勝った相撲のなかにも、差し違えで拾ったような一番がありますからね。「横綱」という相撲ではない。
ただ、日馬富士戦、この2、3日の相撲見ていて、多分、こうなるだろうなとは、思っていました。もともと、立ち合い 集中力は、横綱の方が上。となれば、必然的結果だったとも言えます。NHKの放送で解説していた、日馬富士の師匠である伊勢ヶ浜親方が、「地力は、横綱が上」と仰ってましたが、仰る通りというところです。
問題は、残る2日。今日の白鵬 明日の豪栄道戦 来場所にto be continued と出来るような相撲を取れるかどうか。なんとか気力を振り絞って頑張ってほしいものです。

記者会見で男を上げた海老蔵を観に歌舞伎座へ。

2016-07-22 14:34:09 | 日記
しかし、あの記者会見 海老蔵格好よかったですね。妻を想う気持ちが、見ているこちらにも、ひしひしと伝わってきました。いや、株上がりますよね。あれで、割食った旦那さん、世間に一杯いると思います。かくいう私も、その一人でした(笑)
な訳で、昨夜は、歌舞伎座で一幕見。海老蔵 左團次の「鎌髭」観てきました。立川志の輔師口演の「中村仲蔵」によれば、仲蔵の役者としてのターニングポイントになった演目とのこと。師の落語だと、仲蔵 團十郎の二人芝居なんですが、今回の歌舞伎座公演は、先のお二方始め、何人もの役者さんが登場します。そういう意味では、厳密に言えば違うのかも知れませんが、作品の雰囲気だけでも知りたくて、観に行くことにしました。
物語は、源氏の武将三保谷四郎(左團次)が、鍛冶屋の主に身をやつし、景清(海老蔵)を討ち取ろうと計画するもの。そこへ現れた修行僧姿の景清。三保谷の計画通りに酒を所望。伸びた髭を剃ってもらいたいといいます。得たりと、三保谷 大鎌で首を搔こうとしますが、景清は不死身 掻き切ることができません。ここで見せる大荒事が、成田屋の見せ場です。
歌舞伎十八番というと、なんか重々しい感じがします。私が、中学か高校の時でしたか、私たちの学校でも「歌舞伎十八番」を観る授業があったのですが、全く理解できずに、すっかり歌舞伎嫌いになった思い出があります。あの体験がなければ、もっと前から歌舞伎観てただろうに、と思うと、残念でなりません。
そこへ行くと、今回の公演 「後出しジャンケン」「厳正な第三者」などの「都知事ネタ」はては「厚切りジェイソン」のネタまで飛び出すという破天荒ぶり。楽しめました。