腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



先日分解掃除でお預かりしていたROLEXが仕上がり、本日お客様の手元に届きます。
神戸市長田区在住のT様、ROLEXデイトジャスト 16234G(青グラデーション)。OH、リュウズ・巻き芯交換、ケースパープ交換、パッキン交換、防水検査しております。文字盤の色が珍しい青のグラデーション。ステンレスとホワイトゴールドのケースに良く合ってます。

さて、今日のROLEXの秘密は、前回“その6”で紹介したリファレンスNO.の読み方
12時側のブレスを外した時計本体の側面に刻印されています。ちょっと古いモデルは4桁の数字、最新のモデルは数字が6桁になってます。
写真のT様のROLEXは16234で、5桁の数字の最後に“G”が付いています。このGとは文字盤にダイヤが付いていますという意味。
そして数字の一の位がケース(本体)の素材を意味します。その一覧がこちら。

0 ステンレス
2 ステンレス+プラチナ
3 ステンレス+イエローゴールド
4 ステンレス+ホワイトゴールド
5 ピンクゴールド
6 プラチナ
8 イエローゴールド
9 ホワイトゴールド

したがって、T様のROLEXは16234なのでステンレスとホワイトゴールドのコンビということになります。
キムタク使用で一躍人気が上昇したエクスプローラーのリファレンスNO.は14270(現行モデルは114270)。一の位が0なのでステンレス素材。

しかし、この法則は5桁以降のもので、4桁のものや一部のスポーツモデルには当てはまらないのでご注意を。

本日は軽~くこの辺で。明日はうちに新入社員が入ってきたのでその紹介をしたいと思います。よろしくどうぞ。


今朝は開店してもう1時間ほど経つのにまだお客様が一人も来ていない腕時計修理専門店トゥールビヨン。(><)お客さん来て頂戴!





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