田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

赤 紙

2009-08-20 21:04:09 | ヒゲの毒舌
戦時ドラマ 『 最後の赤紙配達人 』 ~~~
主役は、 “ 自転車が似合う男 ” の “ 吉岡秀隆 ” だ。
切り口の違う戦時物が楽しい。
                       
ヒゲの最初の赤紙は、 税務署からの差し押さえ “ 赤札 ” だ 。
              《 2009年4月11日のブログ 参照 》   
その後、算盤で又、散々あざ笑われて ・・・ 顔が “ 真っ赤 ” になったもんだ。

つぎの赤紙も直ぐやって来た。
アソウの漢検と同じく 『 丙種合格 』 。 ようするに、漢字試験が “ 赤点 ” だと 。
ヒゲを入れて何人かが、放課後の居残り学習とされた。
日が沈む中、必死で頑張ります。 そして、答えを提出するも、直ぐにハネられます。
もう一度と、トライも、又ダメ。 やがて、ヒゲ一人となります。
五度目の提出もダメ。 何故なのか、解からないんです。
出来ているハズなのに ・・・??

やがて、教室に電気が灯けられ、説明が ・・・ 。
その女先生によると、 「 教科書通りに書かなくてはいけない。 」
ヒゲは、 “ ハネ ”  “ 止め ”  “ 流す (はらう) ” 等の事を、まるで知らずに、
ひたすら型ばかり覚えて書いていたのだ。
なんと無駄な事をしていたのでしょう!?
                              
そして、“ 赤紙頂き人 ” ヒゲは、薄暗い帰路を一人でポツポツと
戻ったのでございました。
その日から、二度と漢字が好きになる事はありませんでした。
終戦から十数年後の、落ちこぼれ小学生の苦い思い出 ・・・

そして現在、パソコンも出来ないヒゲ。
書き上げた間違いだらけの自作の原稿を、秘書 (カァちゃん) に渡します。
すると、国語 『 5 』 のカァちゃんは、笑い (ア、アァ又かと嫌味っぽく ) ながら、
パソコンに向かうのです (!?) 。
                             
コメント
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