10/27 ヒゲは、いつもの定期健診で、託麻台病院行きだ。
ここには、一人で車を運転して向かう。
患者が多い、多い。 通常の年寄り組に加えて、インフル注射の客も来てる為だ。
三時間ばかり掛かって、自宅に戻って来た。
ホッとして、ズボンを脱ぎかけた時だった。 電話が鳴る!
「 危ない様です、直ぐ来て下さい。 」 母親の病院からだった。
ズボンを元に戻し、急いでカァちゃんと向かう。
「 午前中は、そんなに悪くなかったのですが、昼から急変しましてね。」
ヒゲ達は、間に合わなかった。 親父は、何んとか立ち会ったらしい。
片山家では、ヒゲのじい様を送って33年来の肉親の旅立ちだ。
「 明後日は、友引ばい。 どうしよう? 」
「 取り敢えず、斎場に電話してみようか? 」 ・・・・・
映画 『 お葬式 』 そのまま、段取りが解からないで混乱する。
病院・斎場の指示を頼りに、動き出す。 先ずは、母を斎場に移動させる事に。
病室は、ナース達がバタバタ片付けが始まった。
今日は、ヒゲ達だけの通夜。
カァちゃんの妹・トン子が、精進弁当を持って来てくれた。
母の好きだった焼酎を口元に含ませ、ヒゲも焼酎を。
そして、お赤飯も(!?)
トン子 「 お母さんが好きだったから、買って来ましたよ。
お祝い時の物だけどよかですよね! 」 と語りかけながら ・・・
本当に赤飯が好きで、自分でも、月に一度は炊いていた。
食が細くなってからも、赤飯だけは良く食べてくれた。
医療センターでの検査待ち時間の昼食にも、赤飯入りの弁当を選んだ。
浪ちゃんの手作りも! これ (9/18) が、最後の赤飯となる。
ヒゲの態勢が、シンドクなった。
背もたれがない ・・・ 必需品 “ すべらんぜよ ” は、あるのだが。
自宅の段取りに帰ったカァちゃんも戻り、打ち合わせをしながら、
久々にひとつの蒲団で寝ることに。
母の胸の所が大きく盛り上がっている。 大きなドライアイスが、乗せてあるのだ。
「 重いだろうけど、我慢してね。 愚痴もこぼさず、我慢強いお母さんだったね。 」
《 親父が惚れた、若い頃の母 》
次の日の朝、親父も着いて、 『 儀式 』 が始まる。
末広涼子似の色白美人が二人、我々の前に現れた。
まるで、映画 『 おくりびと 』 のシーンを髣髴させる。
湯の中に水を入れてぬるめるのではなく、水の中に湯を入れて作る微温湯。
それを使って、 “ 湯かん ” の儀が行われた。
我々も、逆手で湯掛けまでしたのだが、あの 『 おくりびと 』 の衣替えシーンは、
退席させられて見れなかった!
納棺が終わり、部屋も本通夜の会場に移動する。
ヒゲが座るのに、都合の良い椅子を見つけ、ホットする。
長男・長女が、熊本空港から昼食用の食べ物も買って到着する。
母を眺めながら、片山流宴会(?)だ。
棺の中の母も、苦笑いしていることだろう! 「 私の分まで、飲まなんタイ。 」
飲み疲れた男達は、昼寝 ・・・・
女性軍は、せわしなく通夜の準備・着替え等々 ・・・
ここには、一人で車を運転して向かう。
患者が多い、多い。 通常の年寄り組に加えて、インフル注射の客も来てる為だ。
三時間ばかり掛かって、自宅に戻って来た。
ホッとして、ズボンを脱ぎかけた時だった。 電話が鳴る!
「 危ない様です、直ぐ来て下さい。 」 母親の病院からだった。
ズボンを元に戻し、急いでカァちゃんと向かう。
「 午前中は、そんなに悪くなかったのですが、昼から急変しましてね。」
ヒゲ達は、間に合わなかった。 親父は、何んとか立ち会ったらしい。
片山家では、ヒゲのじい様を送って33年来の肉親の旅立ちだ。
「 明後日は、友引ばい。 どうしよう? 」
「 取り敢えず、斎場に電話してみようか? 」 ・・・・・
映画 『 お葬式 』 そのまま、段取りが解からないで混乱する。
病院・斎場の指示を頼りに、動き出す。 先ずは、母を斎場に移動させる事に。
病室は、ナース達がバタバタ片付けが始まった。
今日は、ヒゲ達だけの通夜。
カァちゃんの妹・トン子が、精進弁当を持って来てくれた。
母の好きだった焼酎を口元に含ませ、ヒゲも焼酎を。
そして、お赤飯も(!?)
トン子 「 お母さんが好きだったから、買って来ましたよ。
お祝い時の物だけどよかですよね! 」 と語りかけながら ・・・
本当に赤飯が好きで、自分でも、月に一度は炊いていた。
食が細くなってからも、赤飯だけは良く食べてくれた。
医療センターでの検査待ち時間の昼食にも、赤飯入りの弁当を選んだ。
浪ちゃんの手作りも! これ (9/18) が、最後の赤飯となる。
ヒゲの態勢が、シンドクなった。
背もたれがない ・・・ 必需品 “ すべらんぜよ ” は、あるのだが。
自宅の段取りに帰ったカァちゃんも戻り、打ち合わせをしながら、
久々にひとつの蒲団で寝ることに。
母の胸の所が大きく盛り上がっている。 大きなドライアイスが、乗せてあるのだ。
「 重いだろうけど、我慢してね。 愚痴もこぼさず、我慢強いお母さんだったね。 」
《 親父が惚れた、若い頃の母 》
次の日の朝、親父も着いて、 『 儀式 』 が始まる。
末広涼子似の色白美人が二人、我々の前に現れた。
まるで、映画 『 おくりびと 』 のシーンを髣髴させる。
湯の中に水を入れてぬるめるのではなく、水の中に湯を入れて作る微温湯。
それを使って、 “ 湯かん ” の儀が行われた。
我々も、逆手で湯掛けまでしたのだが、あの 『 おくりびと 』 の衣替えシーンは、
退席させられて見れなかった!
納棺が終わり、部屋も本通夜の会場に移動する。
ヒゲが座るのに、都合の良い椅子を見つけ、ホットする。
長男・長女が、熊本空港から昼食用の食べ物も買って到着する。
母を眺めながら、片山流宴会(?)だ。
棺の中の母も、苦笑いしていることだろう! 「 私の分まで、飲まなんタイ。 」
飲み疲れた男達は、昼寝 ・・・・
女性軍は、せわしなく通夜の準備・着替え等々 ・・・