田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

サケノミクス

2013-08-15 14:15:03 | よもやま話・酒編
今日のタイトル、国民をバカにした様なネーミングですが、
中身は結構イイ話です。 (笑)
最後までお付き合いください。
特に、商売人にもお勧めしたいところ。

今や日本酒は、片すみに追いやられの厄介者扱いの店も多い様です。
居酒屋では、芋焼酎を並べて居るだけで、店主が胸を張っています。
日本酒は、申し訳程度に、2~3銘柄が隅の方に置いてある。
何時、開封したものでなんでしょう?
鮮度が心配ですネ。
それからすると、鮮度なんぞ気にしない焼酎の方が、扱いは楽チンですモン。 (汗)

さて、そんな片隅のわずかしかない日本酒。
それでも心ある店主は、真面目な酒屋と相談して、良い日本酒を入れようとします。
すると、くだんの酒屋は、ここぞとばかり最高の酒を勧めます。
   《 十四代本丸 ・ 飛露喜純米吟醸 ・ 磯自慢大吟醸 》
まあ、こんなモンでしょう。
どれを取っても日本一の名酒で、文句無しです。
これで、まっとうな(?)お客様になら、最高の品揃えといった所でしょう。
だが、田園のお客様にコレを出そうものなら、
  「 おい、ヒゲ! これはなんかい?
        どの酒を飲んでも美味かばかりたい。
            いっちょん、味は変わらんたい。 」
旨いからと、文句を言われる事でしょう。

なるほど、これ程の酒で、例えば魚の腹ワタを肴にするなら、違和感があるでしょう。
同じ三本選ぶのに、酒屋でないヒゲはこう選択するかも。
   《 開運 吟醸 ・ 立山本醸造 ・ 菊姫山廃純米 》
三種を説明すると、流行の純米吟醸タイプ ・ 次は昔の人気モノ=淡麗辛口の本醸造 
・ 最後のは、どっしり芳醇な山廃タイプですね。
違う選択肢として 《 女泣かせ 純米吟醸 ・ 八海山本醸造 ・ 天狗舞山廃純米 》 
も考えられます。

では、何故このパターンの選び方になったのか?
料理屋では、肴と酒の組み合わせも大きな楽しみ。
味わいが 『 大きく異なる 』 三種類の酒があれば、肴ごとにチョイスが出来る。
しかし、酒屋さんの選らんでくれた酒では、どれも旨過ぎて、チョイスの幅がない。
どうでしょう?
たった三本の酒を選択するのも、こんなに大きな差異が生じるモノです。
いやーア、日本酒ってイイですね。
商う店は大変ですけど。

   【 賑やかしに、想い出の写真を ・・・ 】

 今日は山鹿灯篭祭り。この時期、店にも飾りが ・・・

 
          TV 『 ケンミンショー 』 のシーンに似てませんか?
               「 アンタは、○○出身だね? 」 

  
       『 熊本酒仙の会 』 の準備をするヒゲとカァちゃん

 まだ乱れてない? 始まったばかりか? 

  「 オタクの今年の出来はどやんですか? 」
                        酒を酌み交わす、熊本の蔵元の重鎮  
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