マグロを獲るな

８／７　　（熊日新聞）
　　【　　　クロマグロ　　漁獲量削減勧告へ　　国際科学委　　　】
「　とうとう　」　と言うべきか！？
クロマグロを獲るのを自粛すべきと、国際的に指摘されたのだ。
国粋主義者たるヒゲ、普通はこんな国際非難には青筋立てて反対する所ですが。
今度ばかりは、国際社会の言う事を認めざるを得ない。
　　　　　　
クジラ捕獲問題とは違います。
戦後の食糧難時代、数少ないタンパク源が鯨。
小学生の学校給食　～～～　
鯨カツの献立を見付けた日には、朝からソワソワ、勉強どころではありませんでした。
クジラという肉を喰える、しかも揚げ物だ～い！　　万歳！！
鯨は、日本人にとって貴重な食糧でした。
戦時中の、包囲されたレニングラードでの猫みたいなモノですか？
生き残る為に、クジラやネコを殺す。
止むを得ない所です。

しかし、現在のマグロの問題は別です。
言うまでもなく、この問題の元凶は日本人である。
マグロと云うひとつの種を、絶滅に追いやっている我々。
原因のひとつが、日本の大手回転寿司や人気居酒屋で、気持ち良くマグロを
消費するからです。
寿司ネタ、刺し盛りネタとして、お手軽に料理出来るのが受けたのでしょう。
まるで、馬鹿のひとつ覚えみたいに重宝されてます。
でも、そろそろマグロひとつ覚えから、卒業すべき時が来たようです。
　　　　　
内の二人の子供達が、小学校の上級生になった頃です。
寿司屋さんで食事の時、ヒゲは子供達に言いました。
「　もう今日からは、子どもでは無い（？）のだから、マグロはダメよ。
　　違うのにしなさい！　」
すると、よくしたもので、子供達はそれなりに新しい寿司ネタに挑戦していきました。
「　父ちゃん、この魚！　ちょっと歯ごたえあるけど、美味しいネ　」

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