田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

猫トンの災難

2014-01-01 21:10:32 | トンカツ物語り
新年は、年末の賑わいにも耐えたトンの話題からスタートです。

去年のリフォームに伴う引っ越しと、模様替えされた我が家への戸惑い。
ヒゲもそうですが、老描トンにとっても、住環境の変化は大変なことなのです。
トンの住居は、何度変わったのでしょうか?
生まれて間もなく、鶴屋デパートの紙袋に詰められ、朝帰りのヒゲとカァちゃんに連れられて片山家へ。
その後、水前寺のマンションに。
この時は、木製の枠に網を張った箱で運ばれました。
店で蛍を光らせる為に使っていたものでした。
今まで、庭で遊び、屋根に上り、御近所の奥様方からチヤホヤされていたのが、一変します。
外遊びも出来なくなり、ベランダに一寸出るくらいで、友達とも会えません。
引っ越し直後は、しばらく押入れから出れませんでした。

その次は、今のマンションへ、カァちゃんが買ってきたキャリーバッグで。
そして去年の、カァちゃんの妹宅へも、同じキャリーバッグ。
所が、肥ったトンには、狭いせまぁ~い!
この頃になると、引っ越し慣れと言うか厚かましさからか、ご主人様気取りでした。

折角、違った家を楽しもうと思っているトンの異変に、カァちゃんが気付きました。
半年位前からあった、背中のコブに変化がでたのです。
極端な病院嫌いのトンに、出来るだけストレスを与えないようにとの親心で、経過観察中でした。
人間界で云えば、100歳にもなろうかという老婆に、負担をかけると ・・・ 。
病院に行けば、切開するに違いない。
これで、数か月余分に生き延びたとしても、寝たきりになって、食べる楽しみもなくなったら ・・・ 。
でも、化膿し始めたから、仕方ありません。

首輪に紐をつけるのも嫌うトンです。
病院に電話で相談すると、大きめの洗濯ネットに入れて来てくれと。
なるほど!!

即、手術に。
意外なことに、おとなしくしているトン!?
後から迎えに来るようにと言われ、日帰りで済むようです。
帰ってきたトンの胴体には、医療用ネットが。
舐めないようにとの配慮です。 痛々しい。
二週間後、ネットのおべべをはずしました。
切開されたところは、広く毛が剃られて、可哀そうやらおもろいやら。
結んだ糸の様子が、ヒゲの大動脈手術の時と似ているのが辛い。
憮然たる顔のトンでしたが、すっきりしたのか、次の日からは元気に動き回り始めました。
こんなんだったら、悩まず病院に早く連れて行けば良かったネと。
くせ者トンを、可愛がるあまりの経緯だったのだが。

長男家族が帰った日から、トンの行動が??
長いこと、カァちゃんのベッドには寄り付かなかったトンが、一緒に寝るようになった。
昨晩も!! べったり、くっついている。
スコッチ (長男の犬) が、カァちゃんと寝たことに焼きもちか?
今も、カァちゃんのベッドの上だ。
いつまで続くか、楽しみなもんだ。
          
   
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コメント (2)
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