田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

渡辺二冠VSカロリーナ

2014-01-04 21:53:17 | ヒゲの盤上の世界
正月に、Eテレで放映された将棋番組 『 渡辺二冠のドーンとこい 』
特にヒゲの興味をそそったのが、ポーランドから日本に来ているカロリーナさんとの対局です。
日本将棋 (注:チェスではありません!) の女流棋士を目指して勉強中とのこと。
これくらいはヒゲも知っていましたが、どんな将棋を指すのか?
初めての観戦が楽しみです。
なんたって、つい最近のブログで、女性の将棋の話をしたばかりでしたし。
昔(?)の日本女性さえ、ノーガードの激しい将棋でしたから。
ましてや現代(?)、外国人の女性なら、闘鶏さえ顔色ナシの激しい将棋を予想したのです。(笑)
漫画ナルトから、将棋に興味を持ったワルシャワの女子大生。
どんな将棋を指すのでしょう。

対局は、渡辺二冠の飛車落ちと云う、下手にはやや辛い手合いに。
ヒゲの予測は、飛車香落ちだが。
カロリーナさんの中々の手つきを楽しみながら、対局は始まった。
    
局面は、下手の4六歩から、典型的な古典定跡をたどる。
長い手順を要するモノだが、熱心な勉強の跡が垣間見える。
下手は、折をみて4五歩の戦端を開く戦法なんだが。
上手から、常に5五桂馬の切り札が有り、壁の如く立ちはだかる。
当然ながら、勝ちきる迄には多くの紆余曲折が待っている訳です。
さあ、次のTV対局が楽しみだ。
今度は、女流同志の闘いを。
ニコニコ生ぐらいで、放映してくれないだろうか?

それにしても、ガイジン女性が姿勢正しく将棋を指す光景には、不思議な違和感が。
思い出し光景があります。
グローバルの “ ぐ ” の音も出ない時代の1970年。
日本人には、海外旅行なんて夢のまた夢だった頃。
せめて大阪万博でも観ようと、全国から見学客が訪れていました。
そんな夏の或る日、ヒゲ達同志社のメンバーも大阪へ。
休憩がてら茶店に入ると、欧米人と隣り合わせました。
ヒゲ達は、まるで当たり前みたいに、バッグから折りたたみ式のチェス盤を出し、
ピースを並べ始めたのでした。
驚きの表情で見守るガイジンが、連れの男性に 
    「 Do you understand Chess ?  」
    「 No 」
きっと連中の目には、不思議な違和感に映ったコトでしょう?
そして、帰国したら、その光景を土産話に披露したことでしょう。
「 ニッポンの学生達は、極く普通(!)に、チェスを演るんだよ。 信じられないと思うけど。 」

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