田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

次世代日本酒

2015-06-13 22:07:13 | よもやま話・酒編
6/1のWOWOW放送の、 『 銘酒誕生物語 』
日本酒の番組としては、久しぶりに 「 良いモノを観せてもろたぁ! 」 の気分です。
ナレーションは佐々木蔵之介と云う、取って付けたような設定ですが。 (笑)

佐賀の天山酒造さんでは、若手主人が主に取材されています。
ヒゲ店の名酒リストには、この蔵から 『 天山 菰(コモ)被り純米原酒 』 を選んでいました。
                          
助さん格さん時代、旅に出る時は、にぎり飯を大きな竹の皮で包んで出発したもんです。
当時は、この竹の皮には、防腐効果が有ると信じられていました。
そんな大きな竹の皮三枚で、一升瓶が包んであったのです。
この風情に、ヒゲは殺られたのです。 (笑)
酒を売った後は、その竹の皮をのして、器として登場します。
おにぎりの注文が来ると、竹の上に海苔巻き三個と漬物を乗せて。
その雰囲気が、なんとも良いのです!

さて、番組では、そんな先代の時代の酒から、若手主人の酒を紹介。
説明では、 『 低精米 』 のお酒にチャレンジしていると。
コレには、興味深いものがあります。   
ヒゲの時代は、ひたすら米を磨いて(高精米)、綺麗な酒を造る事を心掛けたモノです。
久保田さんからは、28%精米の、まるで仁丹( ジンタン)みたいな米を頂いた事も。
           ≪ ラベルが変わった後のボトルです ≫
そんな高精米の酒と真逆の低精米のお酒。 
熟成を待っているとか。
その熟成酒も良いが、ヒゲ的には出来たての雑味に満ちた不味い低精米酒を、是非飲んでみたいところ。

さて、もうひとつの蔵は、福岡県の三井の寿さん。
店を運営していた頃、平嶋酒店さんから送って頂いていたた銘柄は、『 美田 』
田園の銘酒リストには ・・・
  「 息子・孫には美田を遺さない様にしましょう 」 (子孫に美田を残さず)
      福岡県・三井の寿酒造  『 美田 』 力強い酸味が特徴と。

此処の蔵は、杜氏制を廃止して、兄弟で力を合わせて酒を醸している。
その二人が、ワイン酵母で日本酒を醸じる事を思いついた。
従来、ワイン製造用の酵母は、アルコール耐性が低いのですが、そこは工夫と進化。
15度のアルコールにも対応出来る様になった。
特徴は、酸と果実香。
カァちゃんが飲んでみたいネ、という事でネットで注文。
肴には、レバーパテがイイとある。 さあ、封を切るのは何時にしよう?
                              
さて、次の月曜日 (6/15) いつもの例会。
どんな酒と出会えるのかな?
たまには、山廃系や生酛系のお酒も飲んでみたいところだ。
肴は、憲法違反の痛快政治劇か?
あべチャンの苦虫をかみつぶしたような顔を思い出しながら。 (笑)

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コメント (1)
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