先日、NHK放映のこども将棋名人戦。
今年の決勝の一局は、特に面白かった。
但し、東京と千葉の代表と云う、予想通りの顔合わせ。
アンチ東京主義のヒゲには、面白くも無い。
しかし、盤上はこの上ないエキサイティングな展開に。
“ゴキ中”の出だし。
3五歩に、4五歩と突き返したからサア大変。
引くに引けない、のっぴきならない意地の張り合い。
ヒゲの読みが追い付いていけない。 (笑)
まるでオセロみたいに、目まぐるしく局面が変化する。
そんな中、8九金打ち!
何だこれは?
出た! 珍手! 変手!
銀を打つべき所に、金を打つ。
どうしようと云うのか。
解説の深浦九段も首をひねる。
おもしろい。
終局後、負けた子が母親のひざの上で泣きじゃくる。
あまりに面白くて、こちらも思わずもらい泣き! (笑)
ゲームを観戦しながら感じた違和感がある。
小学生名人候補が、取る一手とばかり、一秒もおかず盤からむしり取る。
その駒が、ボロボロと駒台から踊る様にこぼれ落ちるシーンを、
カメラが何度もとらえていた。
こんな無作法な所作を、わざわざカメラマンさんが見逃さないのもスゴい。
コレが孫の行儀作法だったら、ヒゲ爺はためらいもなく、孫をひっぱたいたでしょう。
困惑した孫の顔がよがみ、泣き出すかも?
所で、「取る一手(!?)だから、一秒も考えずに取れ!」 と、
今の小学生将棋道場では教えているのか?
時間責め(!)と云う訳ですが ・・・ 相手に考慮する時間を与えない有効な戦術。
しかし、なんてオトナの都合的な、勝つための手段でしょう。
取る一手の局面でも、50秒位は考えて指しましょうなんて、今の将棋道場では教えないのか。
例えば、美味しそうなまんじゅうが目の前に。
小学生の男の子は、反射的に手を出す!
小学生に教えるべきは、将棋の技ばかりでは無いとヒゲ爺は思う。
加藤ピンさんの、『 直感精読 』の色紙がある。
ある程度のトレーニングを積めば、直感で指し手が浮かぶ。
それは、美味しそうな手に見える。
しかし、そこで、念には念を入れて、再考する習慣が案外(!)身を守る。
美味しそうなまんじゅうが目の前に在っても、ちょっと待てよ!
そういえば、ヒゲ爺ちゃんが言ってたなぁ。
男の子の人生、どこにどんな落とし穴が在るかわからない。
このまんじゅうも、ひょっとしたら毒まんじゅうかもしれない。
パクつく前に、ちょっと考えてみよう!
熟慮する将棋の習慣が、身を守ってくれることでしょう。
コレが、ヒゲ爺みたいな老境になると、少し違ってくる。
ためらいなく毒まんじゅうに手を出すことでしょう。
「まんじゅう怖い」と言いながら。
そして腹一杯になると、「“酒”が怖い! もっと怖い酒に会いたいもんだ!」と
言い出すハズです? (笑)
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
今年の決勝の一局は、特に面白かった。
但し、東京と千葉の代表と云う、予想通りの顔合わせ。
アンチ東京主義のヒゲには、面白くも無い。
しかし、盤上はこの上ないエキサイティングな展開に。
“ゴキ中”の出だし。
3五歩に、4五歩と突き返したからサア大変。
引くに引けない、のっぴきならない意地の張り合い。
ヒゲの読みが追い付いていけない。 (笑)
まるでオセロみたいに、目まぐるしく局面が変化する。
そんな中、8九金打ち!
何だこれは?
出た! 珍手! 変手!
銀を打つべき所に、金を打つ。
どうしようと云うのか。
解説の深浦九段も首をひねる。
おもしろい。
終局後、負けた子が母親のひざの上で泣きじゃくる。
あまりに面白くて、こちらも思わずもらい泣き! (笑)
ゲームを観戦しながら感じた違和感がある。
小学生名人候補が、取る一手とばかり、一秒もおかず盤からむしり取る。
その駒が、ボロボロと駒台から踊る様にこぼれ落ちるシーンを、
カメラが何度もとらえていた。
こんな無作法な所作を、わざわざカメラマンさんが見逃さないのもスゴい。
コレが孫の行儀作法だったら、ヒゲ爺はためらいもなく、孫をひっぱたいたでしょう。
困惑した孫の顔がよがみ、泣き出すかも?
所で、「取る一手(!?)だから、一秒も考えずに取れ!」 と、
今の小学生将棋道場では教えているのか?
時間責め(!)と云う訳ですが ・・・ 相手に考慮する時間を与えない有効な戦術。
しかし、なんてオトナの都合的な、勝つための手段でしょう。
取る一手の局面でも、50秒位は考えて指しましょうなんて、今の将棋道場では教えないのか。
例えば、美味しそうなまんじゅうが目の前に。
小学生の男の子は、反射的に手を出す!
小学生に教えるべきは、将棋の技ばかりでは無いとヒゲ爺は思う。
加藤ピンさんの、『 直感精読 』の色紙がある。
ある程度のトレーニングを積めば、直感で指し手が浮かぶ。
それは、美味しそうな手に見える。
しかし、そこで、念には念を入れて、再考する習慣が案外(!)身を守る。
美味しそうなまんじゅうが目の前に在っても、ちょっと待てよ!
そういえば、ヒゲ爺ちゃんが言ってたなぁ。
男の子の人生、どこにどんな落とし穴が在るかわからない。
このまんじゅうも、ひょっとしたら毒まんじゅうかもしれない。
パクつく前に、ちょっと考えてみよう!
熟慮する将棋の習慣が、身を守ってくれることでしょう。
コレが、ヒゲ爺みたいな老境になると、少し違ってくる。
ためらいなく毒まんじゅうに手を出すことでしょう。
「まんじゅう怖い」と言いながら。
そして腹一杯になると、「“酒”が怖い! もっと怖い酒に会いたいもんだ!」と
言い出すハズです? (笑)
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。