田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

鑑定団で再会!?

2017-06-10 20:40:43 | 田園ものがたり
3/26 (日曜日) ~~ ずいぶん前の話しですが (笑) ~~
TV番組欄をのぞいていたら 『なんでも鑑定団』 で目が止まった。
見出しに “ 酒屋が、1000万円の借金のカタに焼き物を。
          しかし、その造り酒屋は行方不明に ” とある。
ヒゲ夫婦は思いましたね。
「 馬鹿な酒屋だね。 そんなもん、ヤバい蔵元に決まっているヤン! 」
どんな主人か見て、笑ってやろうとチャンネルを。
その酒屋の登場は、番組の最後でした。 小太りのおっちゃんぽい人が ・・・ 。
直ぐに、彼の店が紹介されます。
どうやら、北九州の小倉地区らしい。 「 ヘェ〜!? 」
見慣れた地形に、ヒゲはカァちゃんに呼びかけます。
すると、今度は店内の映像が。
いよいよ、記憶と一致します。
何と! ヒゲ達が御世話になった“平嶋酒店”さんだったんです。
           
じゃあ、この人が平嶋 雄三郎さんの息子さんか?
若い時にお会いしただけでしたから、わかりませんでした。
       
              
更に、雄さんの奥さんも登場するに及んで、ヒゲ夫婦も大盛り上がり。
久しぶりの再会(?)になります。
御自宅の二階で、久保田の嶋さん、菊姫の農口杜氏さんともお会いしました。
ヒゲは奥さんに台所を貸して貰い、持参の馬刺しを切って提供して事もありました。

しかも、平嶋酒店さんに借金を申し込んでメーカーとは、“電光石火”の蔵元さんです。
なんて懐かしい!        
田園の店でも、ずいぶん使った事がある銘柄です。
華やかな香りだけど、重くないのがお気に入りでした。
田園の閉店後は業界事情に疎くなっていましたが、色々な思い出話が甦ってきました。

70年代後半、まだ地酒という言葉さえもレアな時代。
地方の蔵元は、大手ナショナル・ブランドのメーカーに桶売りして生き残るのが精一杯。
そんな中、一部の良心的な蔵元は、自分達の醸した酒を売り始めた。
こうして地酒は造られたのですが、売り手が問題でした。
なかなか売れない(!)地酒を、辛抱強く売る地酒バカな酒屋が必要でした。
そんな中の一人、池袋・甲州屋の児玉光久さん。
  
     ≪ 夏子の酒より ≫    
そして、北九州の平嶋 雄三郎さん。
更に、提供する飲食店も大事でして、田園ヒゲも地酒戦士となったのです。
    
こうして、地酒バカと云う共通項の三人が、黎明期の日本酒を支えて突き進んだのでした。

           人気ブログランキングへ 
     http://blog.with2.net/link.php?1046790  
          ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする