田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲも、海の王子!

2017-06-04 18:29:43 | ヒゲの毒舌
なんだって! 海の王子?       
ヒゲだって、そう呼ばれた頃があッたんだぞー 

昭和30年代、小学生のヒゲは、夏休みのほとんどを海で過ごしました。
    ( このブログにも度々登場させましたが )
SLで鹿児島県阿久根市に行き、そこから連絡船に乗って阿久根大島に渡るのです。
その頃まだ珍しいテントで、約一カ月間もキャンプして暮らしたのです。
         
こんなに小さい頃からでした。
夏休みのドリルなんてモノは、振り返ることもなく海に飛び込むヒゲ王子。(笑)
そんな中、八月終わり頃になると、瞬く間に海水浴場から客が消えます。
得たりとばかり、沖に出ます。
少し寒くなった海に、フィンもシュノーケルもありませんが、意にかいすることもなく
遊び呆けるヒゲ。
やがて、満ち潮の時刻。
昭和の “海の王子” 、腹が減ります。
陸を目指して帰ろうとすると、異変に気付きます。
なんと海面には、クラゲがうじゃうじゃ泳いでいるではありませんか。
         
王子は、ヒタイに置いていた水中メガネを、眼にセットします。
そして、海中をサブマリンよろしく、泳ぎ始めます。
クラゲを見上げながら ・・・ 。
しかし、時折、やたらと腕が長〜いクラゲがいます。
               
コレに要注意!!   
潜水艦にとっては、水中機雷みたいなモン。
触手に接触すると、ビリビリとやられます。
上手に迂回して進みますが、やがて、潜水艦も酸素が必要になります。

海面を仰ぐと、一面クラゲで埋まっている中、所々にぽっかりと穴が開いています。
王子は、其処を目指してソーッと浮上します。
大事なのは、「 僕も、仲間だよ〜! 」 の意識でしょう。
「 そこのけ! そこのけー! 」 の人間のエゴ丸出しでは、クラゲの反撃をくらいます。
なにしろ、ヒゲ王子は、クラゲにとっては “ 眼下の敵 ” なんですから。
ひとしきり息継ぎを済ませて、王子は再び潜水して陸を目指しました。
その後の阿久根キャンプ。 
結婚後の別のキャンプ場にて。  
  
最近の、東京を舞台のトレンディードラマ。
オシャレなカフェやレストランには、クラゲの水槽が登場します。
更に、水族館でも、クラゲは人気モノとか。
これが、ヒゲ的には信じられない。
刺されたこともあるし、珍しくもない。
それでも、病気前のヒゲは、実はコレを演りたかった。
リタイア後の簡単趣味として、このアクアリウムの海水モノを。
その中に、小さなクラゲを手に入れ、石と海藻だけのシンプルな構成。
孫達が笑いながら言うでしょう。
「 爺ちゃん! 変な動物が好きなんだね〜? 」
その孫達、海の王子になれるでしょうか?
期待したいものです! (笑)
      
                  

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コメント (3)
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