田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

藤井四段~録画で楽しむ

2017-12-29 21:25:27 | ヒゲの盤上の世界
以前は、リアルタイムで観ていたNHK杯トーナメント。
秒読みで手に汗を握る展開は、やはり、リアルタイムに限ると思ってました。
第一、臨場感が違うではありませんか!?

しかし、最近ヒゲは、録画で観るようになりました。
裏番組に、良いのがある訳ではありません。
高齢者ヒゲは、30秒の秒読みでは、頭が追い付いていけません。 (汗)
で、何をするかと云えば、『 待った!? 』 をするのです。 (笑)
“手どころ” の局面で、停止ボタンを押します。
その局面を脳内に取り込んで、数日を過ごします。

任意の時に(老人ヒゲには時間がある!)、脳内盤に再現して考えるのが楽しみ。
例えば、病院や歯医者さんでの待合室。
今どきの患者さんの多くは、直ぐにスマホを取り出し、情報の収集に余念がありません。
しかし、ヒゲはスマホを持ちません。
で、どうするか?
例の脳内盤に取り込んだ局面を、再現するのです。
いきなりじゃあなく、最初から再現して、そのプロセスを味わいます。
これが、愉しい!!
おッと、下手にニヤついてはいけません。
「 あん人は、おかしかバイ? 」 と、看護婦さんに無用な誤解を与えるからです。

さて、例の停止ボタンの局面まできました。
考え込む時間 ・・・ 待合いの退屈さは無縁です。
次の一手を選んで、帰宅です。
何かの折、途中で止めている将棋対局を再生しましょう。
選んでいた指し手と、対局者の手が一致したら、ヤッッターマンでしょう。
こんな具合に、二度三度、待った(?)しながら対局を楽しむ。
録画ならではの方法でしょうか。

先日の、NHK杯。  稲葉八段 vs 藤井四段戦。
この戦いも、もちろん録画して。
        
藤井君が少しづつ悪くなるのだが、それからの粘る手段が興味深いモノでした。
稲葉八段、急所の2四歩。
参ったハズが、3三角打ち。 なるほどネ、感心!
どっこい、馬の効きを止める7七歩。 攻防戦が見応え充分。
         
更に、5ニ角打ち。 わあん、絶対負けたくない!
そして、矢尽き刀折れて、投了。
藤井君の脱力感が画面に漂います。 いや、面白かった。
         

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