天秤～小人閑居して不善をなす

このブログには、先日のバッテンさんのコメントと、一部ばってんする所があります。
ヒゲがパクったと、お笑い下さい。

今日は、KYする総理大臣さまに捧げるもので御座います。
　　　　　　　 　　　　　
ソーリは、余りご存知ないかもしれない昭和４０年頃の日本。
高度成長時代と煽られて、日本人は右肩上がりの明日を信じていました。
　

そんな時代背景にまつり上げられたキャッチコピーのひとつがあります。
“　小人閑居して不善をなす　”　です。
今は多分、死語でしょうか？

主に、我々若者たちに対して使用されることが多かった。
小人、つまり、イイ若者が何もせずゴロゴロして居る状態が、『諸悪』の因である。
若者たちは、朝から晩まで文句を言わず働くのが、正しい日本人の姿だと。
それを、下手に休みなんて与えられると、やれパチンコだカジノ博打だなどと、
不健全な遊びにふけるばかり。
妙に休憩や休日があると、若者は変な煩悩（！？）が起きる。
そう、暇を持て余すと、若者はろくなことを考えないと云う訳です。
だから当時の若者は、お国の為にも、朝から晩まで『がまだせ！』が合言葉でした。
　　　　　　　　　　　　　　
飲食業に就いたヒゲ。
当然、晦日の３１日と正月の一日以外は休みなし。
労働時間は、１５時間は当たり前。
公務員やサラリーマンには、半ドンの土曜日と日曜日があるのが、羨ましい気持ち。
しかし、ある時ヒゲは、フッと気付きました。
ものは、考えようで！！
公務員・サラリーマンは、なまじ休日があるばかりに、遊びの為の金が要ります。
休日や休み時間もない水商売のヒゲには、お金を使う間もありません。
食事は、賄い飯・三食付きだから、更に出費が減ります。
貯金するしかないのです。
しかし、休みが多く金を使わざるを得ない人達は、貯金出来ない！？
可哀そうだな～　（笑）
さて、人生に於いて、この二つの天秤。
どちらがイイのか？　迷い箸ですネ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして現在。
賢帝アベ晋三さまのおかげで、働き方法が成立しました。
これで、日本の若者は、過労死する心配はなくなりました。
しかも、ありがたい事に、バクチ奨励法も強行採決されました。
こうして、日本の小人は、心おきなく不善をなす環境が整いました。
ヒゲは、心配です。
暇を持て余した若者は、カジノ博打にのめり込んで金が尽きますよね。
そして、とうとう、遊びすぎの　“　過遊死　”　してしまわないかと。

　　　　　　　　　　　　　
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