そんなにおかしいか『入試差別』

最近、次々と俎上にあげられる各大学の医学部入試差別。
う〜〜ん、なんとも言えない複雑な気持ちのヒゲです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
なるほど、浪人生や女性受験者にやや不利な配点をしていたと聞くと、
随分な悪行にも思えます。
女性は離職率が高いからしょうがないなんて、今どきのウーマンリブが聞いたら
デモ行進でっせ。
とうとう、訴訟騒ぎにまでなったではないですか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
複雑な気持ちなのは、ヒゲは優遇（？）された側の人間だからです。
受験した私大Dの英語の配点が、それはそれは大きな比率でした。
当時、英語だけ（！）が得意科目だったヒゲには、笑いが止まらない有利さです。
後の学科は、そこそこの点さえ取ればイイ。
まあ、D大が求める人材が、ある程度の英語力を持つ学生だったんでしょう。
これが、私大の自由裁量なんかと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
冒頭の差別問題。
これが、国公立の医学部なら、歪んだ差別とされても仕方ないかも。
公立と云うからには、万人に平等でなくてはならないからです。
しかし、私立大学の生徒を選ぶ基準は、大学側の裁量権じゃあないのか？
むしろ、私大の専決事項とも云うべきか。
当学校は、　“　主に男子の生徒を求めております！　”　とか、
“　英語力のある学生を優先します。　”　或いは、“　現役生の方を求めます。　”　等。
まあ、しかし、こんな表現は、入試要項には出し難い話しですが？　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　
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