田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

昭和オヤジの耳事情

2021-11-28 19:35:15 | ヒゲの毒舌
此処は、耳鼻科の一室。 患者はヒゲか? (笑)
Dr.Y 「 どうなさいました? 」  
患者 「 先生、私の耳には、“タコ”でも出来ているのではないでしょうか? 」
Dr.Y 「 飯蛸かなんか、食べ過ぎたのですか? 」
患者 「 2000年の少し前ぐらいから、耳がおかしくなったのです。
     流行の音楽を聴いても、右耳から入って、左耳へスーッと抜けるのです。
     全く頭の中に、音が残らない。
     特に、人気の小室◯◯の楽曲なんかは酷いもんです!
     次々に量産される彼のヒット曲が、どれを聴いても同じ曲に聞こえて。
     それと、やたらと英語が使用された曲も、私ら年寄りにはチンプンカンプン💢
     特に、シンガーソングライターとか云う芸術家(?)らのは、アップテンポで、
     ビートとメリハリが効いて、まるで歌詞とメロディが溶け合ってない。
     楽曲を聴かされても、頭が分離してしまいます。
     とうとう、私の耳がおかしいのでは(?)と、思えて来たのです。
     ところがですね、同じ様な話を、先日聞いたのです。
     紅白歌合戦の司会者だったNアナ・山川静夫さんからです。
     彼曰く 『 昨今の紅白は、横文字の歌のタイトルやグループ名、
     早口で不明瞭な歌声が、スピード豊かにまかり通る
     これでは、老人はついていけない。 』 と。 」
Dr.Y 「 なるほど、まぁ~ 君や山川さんの言い分も解らんでもないナァ。 」
                 
患者 「 そして、2010年頃には、もう左の耳から抜けるどころではありません。
     両耳に耳栓が詰まったようで、新しい曲が全くシャットアウトされてます。
     まさに、雑音や騒音が響くのを拒否するみたいに聴こえません。
     なんですか、最近の曲の、まるで機械音楽みたいな感じなのは?
     或いは、ヒップホップとか云う米黒人のカルチャーを、日本人が猿真似みたいに
     演じるのって、なんや気持ち悪くなりませんか? 先生!
     俺達、年寄だけがこうなんですかねぇ~?  (苦笑) 」
患者 「 そるがですタイ! 先生!!
     最近、そんな耳がツッポジる時があっとですタイ。 (爆笑)
     古い歌のカバーとか云うジャンルの曲が流れると、耳栓がポロリと外るっとです。
     ゴマキさんとか若手女性歌手たちがオールド・ソングを歌うのが心地良かっです。
     下手に捏ねくり回したアレンジではなく、オリジナルに忠実な歌い方。
     最近、YouTubeで拝見したのが、ワンスモアズさんの歌。
     私にはリアル世代だったRカレンさんの、あの哀愁がかかったトーンが
     自然に出てるのが信じられない。
     しかも、たった一台のキーボード(?)で、カーペンターズの雰囲気を
     醸し出して良いんですよ~! 先生 」
Dr.Y 「 まあ、いずれにしても、君に必要なのは、ここの耳鼻科ではなく、
     “ ラジエーションハウス ” での頭の検査でしょう。
              
     CTで脳の萎縮度を調べて、認知症のチェックをした方がいいかもしれませんネ。 
           

     今日の診察は、話を聴き取るのが大変で長時間掛かりましたので、お高くなりますよ。
     メロンもお忘れなく! 」
                     
     人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
         ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。 
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする