栄通り田園の店は、『スーパーニッカ』ウヰスキーを揃えて、それで充分なハズ。
しかし、ヒゲには、少しためらいが ・・・ 。
特級酒だから、キープ代をそれなりに頂くことになります。
「 高くて美味い酒は、当たり前田のクラッカー! 」 (笑)
ヒゲが満足することはありません。

田園では、日本酒の地酒を売り物にしていました。
それならと、ウイスキーも(!)“ 日本の地ウヰスキー ” を探します。
やがて、日本名門酒会という組織から、一升瓶が二本届けられます。
2種類の二級ウヰスキーは、新潟の越後ウイスキーと鹿児島のマルスでしたか?
どちらも、サントリーオールドと違って、琥珀の色が薄い。
さっそく試飲です。
ひとつは、なるほどコクがあるけど、香りが浅い。
もうひとつは、香りは素晴らしいけど、味わいはあっさり。
ヒゲは考え込んで、しばらく放置することに。
そして閃きが!! ✨✨
ふたつを混ぜ合わせたらどうだろう?
このブレンドがドンピシャ!
互いの足らざる部分を補ったのです。
次は、ボトリング。
ラベルを、いつものデザイナーに依頼します。
ここでカァちゃんは、公的機関の許可を確認します。
店で瓶詰めして売り物にしてよいものか?
答えは、外部に販売しなければデカンタ感覚で良いとのこと。(ヤッター)
ボトルは、香露・大吟醸に使用されているの瓶の手配が出来ました。
その瓶に、オリジナル・ラベルを貼って準備万端。


或る日、いつもの鮭茶漬けのミキさんに勧めてみました。
それまで、サントリーのオールドをキープの方。
快諾したミキさんの飲みっぷりが凄かった!
何時もは、なめるように飲むのに ・・・ ?
この田園・オリジナルブレンデッド・ウヰスキーは違ったのです。
まるで、ゴクゴクと音が聞こえるようにイケているのです。
なるほど、二級だから、アルコール度は39°ぐらいに少し低いのですが、
水の如くサラサラと飲める。
ミキさんも呆れて言います。
「 こっで、二級酒てや?
特級なんかより、よっぽど美味(ウメ)えじゃなかかい! 」
しかも、サラリーマンにとっても、非常に良いコスパです。
たちまち、ボトル用の瓶が足りなくなるほどでした。
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