今日は、熊本弁の話ば、しますバイ。 😁
県外の人にとっちゃ、そうにゃわからん言葉は、『あとぜき』だろうかな?
ひよっとすっと、誰かがゴホンと咳をした後に、自分もつられて咳をすること?
後からの咳だから、『アトゼキ』と思うとらす人んおらすかもしれん?(笑)
コロナ禍ん時にゃ、気にしたモンも多かったろうかなぁ~。
そんな熊本弁“あとぜきの怪”に、新しい“解”が熊日誌上で披露された。

ところで熊本弁アンケートで断トツの一位を占めるアトゼキ。
「ドアや扉などを開けた後、しっかり閉める事」の意味です。
例えば職場などで「節電中のため あとぜきを お願いします」の貼り紙。
Shut the door after you!
そのアトゼキの由来として、県立大の馬場教授は、ポルトガル!宣教師の
日葡辞書にヒントを得る。
九州地方の言語として “戸をせく” が紹介される。
せくが動詞で閉める。 開けた後をせくから転じてあとぜき。
郷土史家の毛利氏は、第一高グランドに面している古城横穴群から
出土した石のふた閉塞石!
塞(そく)のソクが転じてセクに。
墓をしっかりと塞いで(ふさいで)その場をあとにするから
あとぜきが生まれたとの解を披露する。

どぎゃんですか~、日本の中の“ナバホ語”と言われる熊本弁。
熊本に住むもんにとっても、難解で深ーいですね?

横穴古墳群と知りつつ、三年間眺めて過ごした母校の石跡が
『あとぜき』の語源につながるとは、まさかのカァちゃんも、
思ってなかったでしょう? (笑)

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