さぁて、後ずさり方式でトイレのドアを開けれるようになったヒゲ。
しかし、白い巨塔の高い便器が立ちはだかります。
せいぜい10㎝しか腰をあげられないヒゲには、文字通りの高い壁。
先ずは、左腕に力を付けるリハビリを繰り返すしかありません。
そんな或る日、ヒゲの頼み事にカァちゃんは、首をひねった?
ヒゲ 「 風呂場の腰掛けプラ椅子を、トイレに置いといてくれ 」
( 何するつもりかしら? ) と、云う訳です。
便器の前に、高さ25cmの椅子を設置して、ヒゲは手を後ろ向きに。
腰掛け椅子に座ろうと腰を上げるけど、腹筋が弱いので無理があるようだ。
まぁ、しょうがない。
毎日のトレーニングを積むしかありません。
そもそも、この腰掛けに挑んだのには理由がある。
一度に高い便器に移るのは難しい。
ヒゲが思い付いたのが、エジプト・ピラミッド建築方式ですね。
一旦、或る高さまで石を運び、平地で力を貯めて、次の高さに挑む。

やがて、後ろ手を置く位置によって、力が入ることが理解した。
そして、とうとう腰掛けに乗ることが出来た。 「 やったぜ! 」
次の目標は、そこから50cm強ある高い便器にどう移るかです。
後ろ手にして、次の接地点はふたつある。
便座と、障害者用の補助手すり。
二か所を試しながら少しずつ改善し、「やっと行けた~!」と思ったら、
便座がヒゲのズボンに引っ掛かってアウト。 😰
障害者には、たった1cm差でもハードルになるのです。
まぁ、挫けず続けるうちに、やっと便座に座ることが出来た。
用を足した後だが、立ってパンツを穿けないから、ずるずるとトイレ前に
滑り降りる。
床に横になったまま、紙パンツとズボンを引き上げて一件落着。(笑)
取り敢えず、カァちゃんの大仕事を無くし、ホッとするヒゲでした。
リハビリは、当人達にとっては目的意識が強いから、苦ではない(?笑)
のですが、聴く方は楽しめるものではないでしょう。
で、賑やかしに、音痴のカァちゃんがカラオケ遊びをした写真を。(苦笑)
元気な頃のヒゲとの一枚に、長男との初デュエットの貴重な一枚。


そして、今日の我が家のトピックス!!
雪の降る寒いベランダでは、あまりにも可哀そうと、カァちゃんが部屋に。
ホット安心したのか、ウンチまで ・・・
苦手だったはずが、ペット同様に観察を楽しんでおいでです。 (爆笑)


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