どうにか『 未完成交響曲 』を聴き終えた中学生ヒゲ。
その時、別の曲も入っている事に気づいた。
タイトルは、『 From the New World 』
英語が分からないヒゲが邦訳を見ると ❝ 新世界より ❞ と書いてある。
“ より ” とは、なんてしまりが悪い題名だろう？
指揮者は『ジョージ・セル』、楽団は『クリーブランド交響楽団』とある。
フーン？ カラヤンのベルリン・フィルぐらいは知っているけど ・・・ 。
レコードのジャケットを見ていて思い出す。
このシーンには、記憶があるなぁ～～
日本が無条件降伏した時の、米ニューヨークだ。
マンハッタン街で大勢の米国人が狂喜乱舞していたドキュメンタリー映像。
その摩天楼群をローアングルから青空も入れて撮影したショットがジャケに。
まぁ～曲名も知らないけど、とりあえず聴いてみようか。
針を落とすと、中学生ヒゲも瞬く間に寝落ちするのは毎度の話し。
しかし、毎日繰り返していると、やがて異変（？）が起きたのです。
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ぶぶ漬けぐらい出るかと思ったら、茶あ一杯もない！未完成SYが本命さんでしたから、
カップリング相手なんてまるで気が付かない中学生。まるで人生の出会いと別れの分岐路みたい。
「より」のタイトルには、私も当然ですが大曲の抜粋との認識でした。
ネタバレになるかもしれないけど、毎日聞かずとも初めて聞いたときに2楽章の「家路」には気づくと思うのですが、まだ音楽の教科書に載ってなかったとか（失礼）。
しかし、新世界と未完成はCDでもなかなかない豪華カップリング。新世界とモルダウ、運命と未完成が普通で、確か後のCBSソニーのベストクラシックでのセルもそうなっていたような。
私は「新世界より」は最初、新世界という長大な曲の抜粋と思ってました😅オペラでそういうの多かったから。