~~~ 三月七日のブログからの続きです ~~~
天ぷら野菜の③は、青味と呼ばれる緑黄野菜で、まぁ決まり事みたいなものか。
この手の野菜は、天ぷらで摂取するのが簡単で合理的でしょう。
料理屋での青味といえば、昔は青唐(しし唐)に決まっていました。
油跳ね防止に、楊枝・まな箸等で穴を開けておくのが注意点でした。
時々は、激辛モノに当たることも。 (苦笑)
田園では、大葉の天ぷらは出しませんでした。
当時の寿司屋さんの天ぷらには、必ず大葉が付いていたものです。
何処でも演っているような仕事はしないのが、ヒゲの流儀。
熊本では、“ 肥後モッコス ” と言います。 (笑)
ピーマンも人気者ですね。
天ぷらなら、子供さんにも食い付きが良いハズ。
インゲン豆も、時々使いました。
使うのは、筋なしインゲンみたいなスリムな物ではありません。
“ 地物 ” 云いますか、ゴツゴツしたような歯応えがあるやつ。
現在みたいな、国産の鮮度が良いブロッコリーが手に入ったら、文句なし使ったハズ。
しかし80年代の米国産の輸入・冷凍ブロッコリーなら、ためらいます。
不味かったからです。
当時の男性客には、これを好きでない方も多かった。
そんな時は、切り出しを少し小さめにします。
へたに “ 大振りなブロッコリー ” の天ぷらで出すと、箸も付けてもらえない!
ほら、人参が好きでない男性客に、筑前煮の人参を小さい乱切りにするようなもんです。
さてと、ヒゲが小さい頃、まだお菓子類は貴重でした。
小腹が空いた時には、惣菜屋をのぞきます。
真っ黒い(!)油で、煮るように揚げられた唐芋(サツマイモ)が目的。
厚く切ってある、黄色い衣の芋天の出来上がりを待ちます。
それを、天井から吊るしてある “ 四つ切り新聞紙 ” で包み、手渡し。
温かい天ぷらを喰って腹を満たす。
食べ終わると、油が滲んだ新聞紙は、街角に置いてあるセメント製の四角いゴミ箱に捨てた。
そんな当たり前に使っていた新聞紙。
それから随分と経った平成の時代の田園での話。
3Fの宴会場の揚げ物を、2Fの調理場で揚げていました。
揚げた物を3Fに運ぶのに、エントランスに居るお客さん達の間を通る事がありました。
揚げ場の年配のオジサンが、新聞紙の上に揚げ物を並べて持って行く光景を
当たり前に見ていたヒゲ。
「 ハッ! 」 と、気がついたのです。
まてよ!?
昭和のおじさんやヒゲには違和感がない光景だけど、今は違うかもしれない。
客の視点からすると、新聞紙は汚らしいと思われるのでは無いか?
「 クッキング・ペーパーを使えよ! 」 と言われそうだ。
思い出すと、次第に耳たぶが赤くなるので御座います。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
天ぷら野菜の③は、青味と呼ばれる緑黄野菜で、まぁ決まり事みたいなものか。
この手の野菜は、天ぷらで摂取するのが簡単で合理的でしょう。
料理屋での青味といえば、昔は青唐(しし唐)に決まっていました。
油跳ね防止に、楊枝・まな箸等で穴を開けておくのが注意点でした。
時々は、激辛モノに当たることも。 (苦笑)
田園では、大葉の天ぷらは出しませんでした。
当時の寿司屋さんの天ぷらには、必ず大葉が付いていたものです。
何処でも演っているような仕事はしないのが、ヒゲの流儀。
熊本では、“ 肥後モッコス ” と言います。 (笑)
ピーマンも人気者ですね。
天ぷらなら、子供さんにも食い付きが良いハズ。
インゲン豆も、時々使いました。
使うのは、筋なしインゲンみたいなスリムな物ではありません。
“ 地物 ” 云いますか、ゴツゴツしたような歯応えがあるやつ。
現在みたいな、国産の鮮度が良いブロッコリーが手に入ったら、文句なし使ったハズ。
しかし80年代の米国産の輸入・冷凍ブロッコリーなら、ためらいます。
不味かったからです。
当時の男性客には、これを好きでない方も多かった。
そんな時は、切り出しを少し小さめにします。
へたに “ 大振りなブロッコリー ” の天ぷらで出すと、箸も付けてもらえない!
ほら、人参が好きでない男性客に、筑前煮の人参を小さい乱切りにするようなもんです。
さてと、ヒゲが小さい頃、まだお菓子類は貴重でした。
小腹が空いた時には、惣菜屋をのぞきます。
真っ黒い(!)油で、煮るように揚げられた唐芋(サツマイモ)が目的。
厚く切ってある、黄色い衣の芋天の出来上がりを待ちます。
それを、天井から吊るしてある “ 四つ切り新聞紙 ” で包み、手渡し。
温かい天ぷらを喰って腹を満たす。
食べ終わると、油が滲んだ新聞紙は、街角に置いてあるセメント製の四角いゴミ箱に捨てた。
そんな当たり前に使っていた新聞紙。
それから随分と経った平成の時代の田園での話。
3Fの宴会場の揚げ物を、2Fの調理場で揚げていました。
揚げた物を3Fに運ぶのに、エントランスに居るお客さん達の間を通る事がありました。
揚げ場の年配のオジサンが、新聞紙の上に揚げ物を並べて持って行く光景を
当たり前に見ていたヒゲ。
「 ハッ! 」 と、気がついたのです。
まてよ!?
昭和のおじさんやヒゲには違和感がない光景だけど、今は違うかもしれない。
客の視点からすると、新聞紙は汚らしいと思われるのでは無いか?
「 クッキング・ペーパーを使えよ! 」 と言われそうだ。
思い出すと、次第に耳たぶが赤くなるので御座います。
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昔は新聞紙でOKの時代です。焼き芋は新聞紙、魚屋も新聞紙、オッカサンの弁当も新聞紙、大便所も新聞紙ですから。
今は厨房の空間から出るにはキッチンペーパーなどにウイルス付着の恐れがあるのでフードカバーですね。湿気で食感が悪くなりますけど。
世代の差。今の子供の世代は『おつり』が判らない子がいるそうです。
小遣いは親が与える3000円のスイカなど電子マネー。現金と違い何に使ったか親が把握できます。
子供はチャージしたのから引かれるだけですから残金は把握できてもオツリなんて??でしょう。まぁ、都会だけの話だとは思いますが。
私の世代のオツリは小学校の大便所、大雨・梅雨時は出したらサッと尻を動かさないと悲しい事になってました。
私みたいに一度もカードを使ったことない人間には、信じられない光景。
一度もないと言えば、調理中にゴム手袋を使ったことはありません。
ついでに調理後のまな板に、シュッシュする消毒器も経験なし。
まあ一度ぐらい試してみたかったけど?笑。